唐松岳頂上山荘〜天狗ノ頭の軌跡
4:55 起床後、朝食の弁当を持って出発。雨は落ちてないがガスがあり視界がきかない。
5:11 唐松岳に到着するが、周囲の景色は見えず写真を撮って先に進む。
5:50 不帰瞼二峰南峰に着き、一休みしていると一人の登山者が、朝の3:20に天狗山荘を出発したとのことで、少なくとも天狗山荘へは少なくとも2H30Mかかるということだ。
6:55 不帰瞼一峰の手前鞍部に着いたが、ここまで鎖や梯子が連続する不帰瞼の核心部分であった。両側が切れた細い尾根部分などもあったが、鎖などがあり、慎重に通過すれば、それほど問題ではない。
7:17不帰瞼一峰を通過するが、ここから不帰キレットにかけて稜線を際立たせるようなガスが立ち込め幻想的な雰囲気を醸し出している。
7:37 不帰キレットを通過したが、一つの鞍部でここがキレットとは気がつかなかった。以前に逆コースで来たことがあったが、もっと深い切れ込みの印象があったからだろうか。
8:30 キレットからは、天狗の大下りを標高約2700m付近まで登り、ここで遅い朝食となった。
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日時 |
2012年7月28日(土) |
4:55 |
唐松岳頂上山荘出発 |
5:11 |
唐松岳(2,696m) |
5:50 |
不帰瞼二峰南峰(約2,610m) |
6:55 |
不帰瞼一峰の手前鞍部 |
7:17 |
不帰瞼一峰(約2,520m) |
7:37 |
不帰キレット(2,411m) |
8:30 |
朝食(約2,700m付近) |
9:30 |
天狗ノ頭(2,812,m) |
10:00 |
天狗山荘 |
11:15 |
白馬鑓ケ岳(2,903m) |
12:15 |
杓子岳巻道付近 昼食 / 13:00出発 |
14:10 |
白馬山荘着 暫し山荘で休憩 |
15:00 |
白馬岳(2,932m) |
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(5:11 唐松岳頂上)
9:30 天狗の頭に到着。振り返ると奥に鹿島槍、五竜、唐松、不帰瞼の稜線が見えている。正面には、これから向かう白馬鑓がガスの中にかすかに見えている。凄く眺めのいいポイントである。
10:00 天狗山荘に。山荘は、雪渓の斜面の下にあり、雪渓からの清らかな水を取り込んでいる。この水を水筒につめ、喉を潤すとなんともいえない幸せな気分となった。
11:15 白馬鑓ケ岳に到着。天狗山荘からは、結構な高度感に見えたが、登ってみると傾斜もそれほどきつくなく、景色を堪能している間に着いていた。この頂上から今後の目的地である杓子岳、白馬岳の稜線がくっきりと見えている。
12:15 杓子岳頂上への道は行かず、巻道を少し進んだ付近で昼食とする。影もなく日差しが強くあたる。ここまで来れば、今日の目的地までは、1時間余りである。
14:10 白馬山荘に到着。杓子からここまでの道は、眺めもよくお花畑も多く気持ちのいいことこの上ない。この後、山荘で休み白馬岳まで登ることとした。
15:50 レストランにて生ビールを飲みながら今日の行程を振り返る。不帰瞼での緊張感、一峰から眺めるキレットの幻想的な眺め、天狗の大下りのしんどい登り、やがてガスが晴れての快適な稜線歩き、前後の素晴らしい眺め、天狗山荘付近の雪渓、今が満開と咲き誇る高山植物など、変化に富んだ大満足の1日となった。
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