2012年(平成24年) 春
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2012.05.13 高落場山 (1,122m) 晴 |
新緑の中を |
高落場山へのアプローチとして、一般的なルートが国道304号線を五箇山方面へと走り、水芭蕉で有名な縄ヶ池へ向かう林道高清水線に入るアプローチである。この林道は、例年水芭蕉の開花にあわせて開通となるようだ。この日は、一応通行止めとなっていたが、地元の人らしき人の車に付いていった。 この林道の中途に中部北陸自然歩道の入り口があり、この道は昔、五箇山へ行く街道として使われていたとのこと。 高落場山へはここから登る。 9:00登山口から約20分で唐木峠。中部北陸自然歩道とは、この峠で分岐し、高落場山への登山道を進む。 10:00 約1Hで928m地点に。道は細い急登で、倒木が道をふさぎ、雑木を払い除けながら進む。やがて杉林からブナ林へと植生が変わってくる。明るい日差を受け新緑が目にやさしい。 → |
高落場山登山口 10:55 高落場頂上に到着すると、剱、立山、薬師の山並みが目に飛び込んでくる。しかしなんといってもここからは白山が立派に見える。 11:40 昼食をとって、復路は、縄ヶ池経由と考えていたが、頂上からの夏道が雪渓の下でわからず、結局同じ道を引き返すこととした。 13:40 登山口に到着し、登山口で山菜「こしあぶら」を見つけ、積んで桜ケ池クアガーデンに向かう。 今夜の夕食は、「こしあぶら」 の天ぷらであった。 |
12:04 高落場山軌跡 |
唐木峠 左手に高落場山への道が | 山中から城端の町を望む |
10:55 高落場山頂上にて | 10:55 頂上から仰ぐ白山 |
12:24 | 13:36 |
2012.05.19 猫又山 (2,378m) 快晴 |
12:02 猫又山付近からの剱岳 |
今回、目指したのは、猫又谷からの猫又山。富山の市街からもその谷の雪渓が判別でき、倍率の高い双眼鏡なら登っている者が分かるようだ。 この雪渓については、平成19年の5月以来となる。ここ2〜3年チャンスに恵まれなかった。このアプローチについては、雪渓の繋がっている今の時期までである。頂上からこの谷までをスキーで滑降できれば最高の山である。昨年11月の浄土山からの滑降に始まって、これで短いシーズンもいよいよこれで終わりかと思うとつい気合いが入る。是が非でも東芦見尾根の鞍部までは行きたいと考えていた。 3:40 自宅を出発し、通い慣れた魚津市東蔵を過ぎて南又谷へ向かう。車は、19年に来た時の地点から徒歩で1時間程手前の所までしか進めなかった。 4:40 通行止めの地点で車を駐車し、準備をして、5:00に出発。 7:00駐車場から約2Hで林道終点に到着。雪のない林道を2H、スキーをザックに付けて進むのはつらい。さて、ここからがスキーでのスタート地点となる。 9:40 標高約1,600mようやく釜谷山と猫又山への分岐付近に到達。ここからが急登のハイライトで辛くなってくる。 → |
猫又山頂上 11:45 最低でもここまではと考えていた東芦見尾根の鞍部に達した。同時に凄い迫力でそびえている剱岳が目に飛び込んでくる。気持ちが一区切りつくものの猫又山の頂上はまだ先である。 12:35 歩き始めてから7H30Mかかってようやく頂上にたどりついた。頂上にいた2人は、これから下山らしい。言葉を交わして分かれる。頂上は快晴で凄い景色が広がっている。圧巻はなんといっても剱岳と毛勝山であるが、後立山の山並みもなかなかの迫力である。景色を十分に堪能し、早々に頂上を後にする。 13:05 東芦見尾根の鞍部まで滑ってくると4人〜5人が休んでいた。この時間帯だと頂上までは行かないようだ。いよいよここからがメインの滑降となる。昨日降った純白の新雪を気持ちよく滑る。 硬くざらめ状となった斜面に薄く新雪が積もり、ターンがしやすい斜面となっていた。 14:00 5Hかかってつめた谷を1H足らずで滑降し、林道終点近くの堰堤に無事着いた。この先は、スキーを担いでの林道歩きが待っている。 15:55 無事駐車場に到着。家に帰ってGPSデータを確認すると水平距離で往復23kmを移動していた。 |
猫又山軌跡 |
7:27 新緑 | 7:27 林道終点からの猫又谷 |
9:02 正面の雪渓をつめ、東芦見尾根との鞍部を目指す |
9:09 左:釜谷山へ、右:猫又山へ | 10:34 稜線直下 |
10:38 猫又谷を振り返る | 12:42 東芦見尾根と猫又谷、左:コット谷 |
12:43 左:釜谷山、右:毛勝山 |
12:42 正面:天狗尾根、右:唐松岳 |
13:09 いざ 滑降 | 13:57 猫又谷の滑降を振り返る |
2012.05.26 福地山 (1,671m) 晴 ワンダーフォーゲル部山行 |
10:51 (左から)槍、南岳、北穂、奥穂、西穂 |
先週の猫又山の余韻がまだ残っている。体重は2kg落ちてまだ元にもどっいないものの体調はよい。が、雪渓の谷をつめている時の感覚がまだ脳裏に残っている。今日は、新緑の森を歩く山行で先週とは対照的な山だ。 8:50 駐車場を出発、福知山の山行は、新緑の森の中をゆったりとしたペースで登っていくことで始まった。道は広く、よく整備され、癒しの効果がきっとある。 10:10 標高約1,380mの第1展望台付近にさしかかる。先発の他グループがここで休憩し、槍・穂高の山名の同定をしている。 10:35 標高約1,520mの第2展望台からは、笠ケ岳が見える。すぐ先の第3展望台に向かうように少し登ったところから、槍・穂高連峰がくっきりと眺められる場所があり、ここでもシヤッターを切る。第3展望台は通過せずに頂上へ向かう。途中、乗鞍岳を眺めるのに最適な展望台を過ぎると頂上は近かった。 11:20 福地山山頂に到着。頂上付近は広く、槍・穂高連峰の方向が開けて展望がよく、昼食を食べながらひとときを過ごすには絶好の場所である。 → |
8:52 駐車場から仰ぐ福地山方面 本日の運動量以上にあちらこちらから、いろんな食べ物が回ってくるが、ついつい食べてしまう。食後のコーヒーも飲んで久しぶりにゆったりと過ごすことができた。 12:15 昼食の後、来た道を引き返す。途中、無然平付近で休憩した時にパイナップルのサプライズもあり、今日の山行を締めくくった。 13:50 登山口の駐車場に着き、昨年の福地山登山の時と同様ホテル「焼岳」に向かい、汗を流した。どこの温泉地からも少し離れているせいか日帰りの入浴者があまりいないため混んでおらず、値段も安くおすすめのスポットである。 |
福地山軌跡 |
9:33 新緑の中を | 11:06 焼岳 |
11:19 頂上付近からの槍〜穂高連峰 | 11:21 福地山頂上 |
11:26 頂上にて | 12:21 福地山頂上を後に |
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