2012年(平成24年) 春
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2012.03.3 大日ケ岳(1,709m)(山スキー) 曇り後l晴   

11:23 大日ケ岳への稜線

 
日 時 2012年3月3日(土)
6:15 自宅出発 
8:15 高鷲スノーランド駐車場着
9:11 ゴンドラ終点から出発 (標高1,501m)
10:15 大日ケ岳(1,709m) /山頂出発
11:25 ゴンドラ終点、山頂カフェで昼食
12:25 センターハウス着
16:10 自宅着
 
 高鷲スノーパーク近くに分水嶺公園が整備されている。これは太平洋に注ぐ長良川と日本海に注ぐ庄川、2本の河川の源流が岐阜県郡上市ひるがの高原で袂を別けていることを記念して整備されているものである。気候についてもこの地域周辺で日本海側と太平洋側の気候を別けているようだ。このエリアは、太平洋側の気候と思われる。3月3日の土曜日は仕事があるとあきらめていたが、休めることに。県内の予報を調べてみると雨から曇りとすっきりしない予報が出ていたが、郡上市は夜明け前から夕方まで晴れの圏内となっている。出かける予定はなかったが、体を動かしたい衝動にかられ車を走らせることに。
 高鷲スノーパークへは、自宅から高速を使い2Hで到着。準備をして、登山届を提出し、ゴンドラに乗って終点から出発したのが1H後の9:11であった。
 雪の状態は、降って何日か経っているようで固く表面がクラストしている。早々にスキーアイゼンをかませて登ることに。頂上へは10:15に到着し、暫し景色を楽しむが、白山の辺りははっきりとは望めなかった。   
 
    10:49 樹氷  

 降りる途中から段々と天候がよくなり、気温も上昇してきた。今日の雪の状態は滑るのになかなか難しく、慎重に高度を下げていく。
 11:25 ゴンドラ終点地点に着き、近くのカフェで昼食をとった。
 帰りは、ひるがの高原PAスマートIC近くに牧歌の里温泉があり、たち寄って汗を流した。
牧歌の里へは、何年か前に家族旅行で来ており、その時のことが懐かしくよみがえってきた。

* 高鷲スノーパークには、東海北陸道、ひるがの高原PAスマートIC(流杉〜片道1,700円)より15分程度で。駐車料金1,000円
* 大日ケ岳へ登るには、インフォメーションセンターで登山届が必要で、提出後にゴンドラ乗車券を販売してくれる。料金1,500円* 牧歌の里温泉 800円

山行軌跡 高鷲スノーパークから大日ケ岳

10:16 大日ケ岳山頂からの展望 10:17 大日ケ岳山頂にて 

11:02 (左から)前大日ケ岳から大日ケ岳への稜線

11:08 11:16 山頂カフェとゴンドラ駅
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2012.03.11 白馬乗鞍岳(2,436.7m)(山スキー)   晴後曇り

11:16 左から白馬鑓ヶ岳・杓子岳、白馬大雪渓

 
日 時 2012年3月11日(日)
7:15 自宅出発
8:50 栂池スキー場着
10:30 栂池自然園(1,850m)出発
11:30 天狗原(2,180m)
12:30 白馬乗鞍岳(2,436.7m)
13:30 栂池自然園(1,850m)
13:50 栂の森 カフェテリア
14:30 栂池駐車場 / 14:40出発
16:20 自宅着
 
 朝、6:20に目が覚め、外を見るとなんと快晴である。天候が悪いと考えていただけにショックであった。何故なら準備をしていなかったため出かけるとなると大変であり、また晴れるのは、午前中のみで早く出かけないと頂上では、天候が崩れていることが予想されたからだ。行こうか、行くまいか迷った結果、雨雲の予想を見て13:00までに頂上にたてばそれなりに楽しめると思い、急遽準備をして出かけることとした。起きてから車を走らせるまでに1時間もかかってしまった。 
 糸井川ICを降りて、近くのコンビニで行動食を買って先を急ぐ。                    
 
 8:50 栂池スキー場に着くが、駐車場は満杯で仕方なく有料駐車場に止める。この時間になると長い列でもないのにロープウェイの券を求めるのに時間がかかってしまう。この待ち時間がいやで例年、ゴンドラの運行開始前に着くようにしている。 
 10:30 ロープウェイの券を求め、ゴンドラとロープウェイを乗り継ぎ、終点の駅から出発。出発までかなりの時間を要してしまった。
 歩き出しはまずまずの天気で、昨日降ったと思われる新雪を踏みしめ、周囲の景色を見ながら登る。天狗原への登りは適度な斜度で広々と本当に気持ちがよく、ここ数年毎年のように来ている理由の一つだ。3月に入るとロープウェイが栂池自然園まで入るため自然と人が多くなる。2月は静寂な雪山の世界が広がっているが、今年はこの時期となってしまった。
 11:30 天狗原に到着し、白馬乗鞍岳の斜面に向かう。
 12:30 約1時間で頂上に着くが、大きなケルンのある頂上までは、あまり人は行かないようで、今年も私一人であった。空は青空が無くなり今にも天候が崩れてきそうな寒々とした景色が広がっている。頂上付近は遮るものがなく、かなり風が強い。シールを外して早々にひきあげる。
 頂上付近から滑る一本は、毎年楽しみにしているのだが、今年の状態は、上手くターンができない。傾斜がきついので慎重に降りる。
 13:50ゴンドラ山頂駅までもどり、カフェテラスで休むことに。よくも天気が崩れてくる前に頂上まで登ってこれたものだと感心する。考えるとほとんど休憩も取っておらず慌ただしい山行であった。
 
* ゴンドラ片道料金1,000円、ロープウェイ720円。ロープウェイの券を買うには、登山届が必要。    

白馬乗鞍岳への軌跡

10:36 栂池自然園付近からの展望 正面白馬岳 10:57 栂池自然園付近を振り返る

10:58 天狗原への登り

11:16 天狗原付近からの白馬乗鞍岳 12:06 白馬乗鞍岳の登り

12:38 (白馬乗鞍岳から)雪倉岳と朝日岳方面 12:38 白馬乗鞍岳頂上
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2012.04.8 唐松岳 強風のため断念(山スキー)   晴

9:21 左から唐松岳、不帰嶮三峰、二峰、一峰

 
日 時 2012年4月8日(日)
5:20 自宅出発
7:20 八方無料駐車場着 /7:40 ゴンドラ乗り場
8:55 八方池山荘出発(約1,830m)
9:45 八方池付近(約2,100m)
10:45 八方池山荘
11:10 ゴンドラ駅 黒菱平(1,395m)
12:20 ゴンドラ乗り場
 
 晴天にもかかわらず、標高2,000mを過ぎるあたりから、凄い横風が吹き荒れ、しゃがみ込むことが多くなってきた。この尾根上では遮るものが何もない。体感温度も急激に下がっており、雪面もクラストしている。この強風では、アイゼンを装着するなり、スキーのシールを剥がすこともできない状況だ。これ以上は進むべきではないと思ったが、引き返そうにも風が強い。ケルンの陰で暫し様子を見ていたが、身体を動かしていないと体温が下がってくるので、意を決し退却である。シールを付けたまま引き返す。
 ようやく、強風が吹き荒れる区間を脱し、ここでシールを剥がし八方池山荘まで滑り下りる。ゲレンデに着くとそこは、まさに別世界で穏やかなスキー日和となっている。多くの人がのどかな春スキーを楽しんでいた。 
 
 7:17 八方尾根と唐松岳頂上付近を見上げる
     
上部が強風で雪煙を上げている。
 兎平のゴンドラ駅まで滑って、カフェテラスで昼食をとる。こんな穏やかでいい天気なのに上部の強風が信じられない。
 ここ何年か4月上旬のこの時期に登っているが、条件が良かっただけで、4月はまだ厳しい山であることをあらためて実感した。しかし、澄んだすっきりとした写真を撮るにはこの時期までが最高である。
 
*ゴンドラリフト往復 1,600円、リフト2本乗り継いで600円

唐松岳への軌跡

9:17 五竜岳 9:28 不帰嶮

9:28 風が強くなってきた 9:34 強風の中を進む

10:37  遠見尾根と五竜岳、奥に鹿島槍

10:38 (左) 妙高山、 乙妻・高妻山
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2012.04.15 大地山 (1,167m)   晴

10:06 正面 残雪たっぷりの大地山頂上より初雪山を望む

 
日 時 2012年4月15日(日)
4:30 自宅出発
5:40 朝日小川第一発電所付近着 
6:00 発電所出発(約240m)
7:45 標高約600m
8:40 頂上から伸びる尾根に取り付く(約800m)
10:00 大地山(1,167m)
12:00 登山口着
12:55 自宅
 
 仁王山への誘いがあったが、午後に用事があるため断り、午前中に登れそうな山を選択した。午前中に登れるといっても、登りで4時間程度を見込んだため、自宅を4:30に出て、朝日インターから朝日小川ダムを通って相ノ又トンネルを抜けて朝日小川第一発電所へ向かう。
 6:00 発電所付近を出発。 スキーを最初から履けないか取り付きを道沿いに偵察したが、結局は、スキーを履かず車を止めたすぐ上へ分岐している道を行くことに。この間15分のロスをしてしまった。
 歩き始めるとすぐに雪道となり、杉の樹林帯を黙々と進む。
 7:45 標高約600mの地点で小休止。この辺りまでくると視界が開け、山並みが望める。
 標高約700m付近で夫婦連れが私に追いつく。私の刻んだトレースを追って来たようでお礼を言われる。さほど沈みこまないものの、地図を見ながら方向を見定めて歩くのは時間がかかる。暫しトップを替わってもらうと楽であった。
 8:40 相又谷の西側に位置する荒戸谷からつめてくると合流する頂上から伸びる尾根に取り付く。ここまでが大変で、ここから頂上までの傾斜はそうきつくない。純白の雪原の尾根となっている。
 
  9:46      
  10:00大地山に到着し、凄い景色に感激。正面に初雪山、犬ヶ岳、朝日岳、雪倉岳、白馬岳など見事な景観!
 
頂上は広く、ゆっくりとしたいが、写真を撮るなどして5分程度で引き返すことに。10時に大地山に着けば、初雪山も射程圏内であるが、また来るしかない。
 また一つ繰り返し登りたい山が増えてしまった。

大地山への軌跡

6:59 残雪わずかな杉の樹林帯 7:45 目指す大地山が遠くに

8:31  朝日岳方面

8:34 中央が大地山 9:30 大地山を目指して

9:44  朝日岳〜雪倉岳方面の山並み

10:06 左) 初雪山 
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2012.04.21 無名峰 (1,333m)   晴

11:29 (左)薬師岳、鍬崎山 

 
日 時 2012年4月21日(土)
5:20 自宅出発
6:00 称名道路立山付近駐車場(380m)
6:30 人津谷入口(596m)
8:00 900m
9:00 1,090m
10:00 1,250m
12:00 臼越山から人津谷乗越への稜線上(約1,333m)
15:00 駐車場着
 
 アルペンルートで滑ろうか、人津谷へ行こうか迷ったが、人津谷を選んだ。
 人津谷の中途から分岐して、臼越山と人津谷乗越を結ぶ稜線上の地点(1,333m)に到達し、そこから山スキーを使って滑降。 
 
 12:04 毛勝三山     

12:04 正面 早乙女岳の稜線 (右下)文部省登山研修所が見えている 
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2012.5.5 前大日岳、早乙女岳 (2,050m)   曇り後晴

12:56 頂上付近からの展望 鳶山、越中沢岳、赤牛岳、水晶岳、弥陀ヶ原、大日平

 
日 時 2012年5月5日(土)
同行者 野村
5:00 自宅出発
6:00 人津谷入口出発(標高約600m)
8:30 文部省登山研修所着(約1,302m)
9:20 早乙女・前大日岳からの稜線に合流(約1,550m)
10:20 前大日岳(約1,778m)
11:20 早乙女岳(2,050/m) / 11:50出発
12:50 前大日岳(約1,778m)
13:55 文部省登山研究所着
16:05 人津谷入口
 
 昨年の3月上旬、前大日岳を目指したが、新雪でのラッセルがあったものの文部省登山研修所より少し登った地点で断念している。昨年から機会があればと、登るタイミングを図っていた。4月中までは、立山駅で通行止めとなっていたため、この時期となったが、逆に人津谷の雪の状態が懸念され、登山重視で山スキーを使用しなかった。
 雪渓が現れだしたのは、標高約850m付近であり、だいぶ雪解けが進んでいる。雪があると小さな沢は、雪の下となっているが、沢をいくつも渡らなければならない。
 8:30 人津谷を黙々と歩くこと2H30Mでようやく登山研修所に到着。ここで一息いれて早乙女・前大日岳から伸びる稜線を目指す。
 9:20 この稜線との合流地点までくると立山連峰、弥陀ヶ原の展望が眼前に広がりだしてくる。 少し雲がかかっておりすっきりとは望めなかったが、人津谷を行く場合は、是非ここまでは来たいものだ。 
 
  9:07     標高1,500m付近からの 臼越山

 10:20 前大日岳。今日の最低の目標は達成した。曇り空で風も出てきたが、早乙女に向かう。ここからの高度差は約270mだ。
 前大日岳から一旦下り、急な山を越すと傾斜はやや緩くなってくる。
 11:20 頂上付近は、広く平たい稜線となっており、昨日降ったと思われる雪が積もっていた。この広い頂上の一角で昼食とする。正面に見える巨大な大日岳、弥陀ヶ原の向こうには、鷲岳、鳶山、越中沢岳、赤牛岳、水晶岳、薬師岳などの峰々の景観は圧巻である。
 
11:50 天気も良くなり明るくなったが寒く、食事もそこそこに写真を撮って引き返すこととした。
 12:50 早乙女岳を慎重に下って前大日岳へ。
 13:55 文登研までくだり、一息いれ早乙女の稜線を振り返る。あとは人津谷を下るだけである。
 16:05
雪解けから顔を出しているフキノトウを摘みながら、人津谷入口に無事着いた。 今日はよく歩いた!

早乙女岳への軌跡

8:32 登山研修所からの登り 9:41 毛勝三山

10:05  (手前)前大日岳、(左)早乙女岳、(奥)大日岳へと続く稜線

10:47  前大日岳を振り返る

11:04 鍬崎山 11:45 頂上付近からの大日岳

12:05 左)早乙女岳、(右)大日岳 

12:56 立山連峰のパノラマ 
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 SUMMER SUMMER2 AU1/AU2   WINTER

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