2015年(平成27年) 夏
SPRING-2 SUMMER   AUTUMN WINTER  2015年の記録 

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2015.07.25 大日岳 (2,501m)   ワンゲル部山行 曇り後晴れ 

11:38 標高2,460m付近からの展望 大日小屋、立山が見えている

 
日 時 27年7月25日(土)
同行者 ワンゲル部9名
6:05 称名滝駐車場
6:30 駐車場出発
6:45 大日岳登山口(約1,040m)
8:10 牛首(約1,550m) 
8:45 大日平小屋(約1,750m) / 9:15 出発
11:30 大日小屋分岐(約2,410m) 
11:45 大日岳(2,501m)/ 12:20 出発
14:05 大日平小屋(約1,750m) / 15:15 出発
17:15 称名滝駐車場着 
 

 本来の山行は、白瀬道からの白山であったが、登山口までの区間で通行できない区間があるとのことで、急遽、大日岳となった。雲ノ平~水晶~鷲羽ルートの準備登山とすれば、十分な行程である。
 今日は、気温の上昇が予想され、暑さ対策が必要だ。1ℓと500ml?スポーツドリンクに加え、魔法瓶に冷たく冷やした黒酢ハチミツを準備。
  

 

  大日岳軌跡 

  この山は、標高2,400m付近で大日小屋と大日岳との鞍部に到達するが、ここで剱岳や立山の展望が開け山の雰囲気ががらりと変わる。ここからゆっくり雪渓をつめていけば、約15分で頂上に至る。今年は、ほとんど雪渓が融けて夏道が出ていた。
 また、この頃の大日岳は、高山植物が咲き乱れる時期で、エゾアジサイ、ニッコウキスゲ、ワタスゲ、チングルマなどが見頃を迎えていた。
 12:20 頂上を出発し、14:05に大日小屋に着くも、全員が揃うのに
約1時間かかった。
 17:15 称名滝駐車場に。長い1日であった。

8:15 標高約1,590m ニッコウキスゲ 9:15 標高約1,755m大日平を行く 

11:12 標高約2,320m 手前:弥陀ヶ原、奥:水晶岳、右:薬師岳

10:25 標高約2,090m  11:42 大日岳頂上付近チングルマ

11:46 頂上付近からの立山 12:03 剱岳が姿を

12:14 大日岳 標高 2,501m 12:17 道沿いのチングルマ

12:22 大日岳頂上付近   16:53 標高約1760m エゾアジサイ

14:00 (標高約1,750m)大日平 ワタスゲが満開に
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2015.07.31 1日目折立~太郎平~薬師沢 ワンゲル部山行 晴れ 

12:25 太郎平から薬師沢へ向かう途中のお花畑

日 時 27年7月31日(金) 1日目
参加者 ワンゲル部6名
5:40 富山駅出発、6:10立山アルペン村出発(ジャンボタクシー)
7:10 折立
7:20 折立(約1,360m)出発
11:05 太郎平小屋(約2,340m)/ 12:20 出発
14:40 薬師沢小屋(約1,890m) 
 
 
 今日から2泊3日で、折立~薬師沢~雲ノ平~祖父岳~水晶岳~鷲羽岳~三俣蓮華岳~双六岳~鏡平~新穂高の山行である。
 天気は、3日間とも晴れの予報で、1日目も快晴で三角点に着く頃から暑さとの戦いである。


  7:20 折立を出発 
  

 今日の行程は、薬師沢までで日程に余裕があり、太郎平からは下りのため、11:00に太郎平に着くや生ビールでの昼食となった。汗をかいて冷たいビールとは!
こんな贅沢はない。

  

10:56 太郎平小屋付近からの 薬師岳 11:09 太郎平小屋からの(左)水晶岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳 

11:17 太郎平小屋:昼食  12:22 北ノ俣岳を眺めながら薬師沢へ

12:23 ハクサンイチゲ 12:24 チングルマ

12:31 太郎平の向こうに薬師岳



2015.08.1 2日目薬師沢~雲の平~水晶岳~三俣山荘 ワンゲル部山行 晴れ 

19:01 三俣山荘前にて:急激に発達した積乱雲と槍ヶ岳


日 時 27年8月1日(土)  2日目
4:20 薬師沢小屋(約1,890m)出発
5:45 木道末端出発(約2,360m)
7:10 雲ノ平山荘(約2,550m)/ 8:10 出発
9:30 祖父岳(2,835m) / 9:45 出発
10:30 ワリモ分岐(約2,800m) 
11:20 水晶小屋(約2,920m) 
12:00 水晶岳(2,978m) / 12:10 出発
12:40 水晶小屋  昼食 / 13:00 出発
13:25 ワリモ分岐(約2,800m) 
13:50 ワリモ岳付近
14:25 鷲羽岳(2,924m) / 14:50 出発
15:35 三俣山荘(約2,550m) 


 今日は、2日目のメインの日で行動時間も長い。
 4:20 に薬師沢小屋を出発。沢に架かった橋を渡りきるといきなり急登が始まる。苔むした岩場を約1時間30分登ったところで木道末端に出て平坦となり、一息つく。暑い日中で有れば、凄く体力を消耗するはずで、朝の一番で涼しい内に登る事が出来た。
 7:10 雲ノ平山荘前で朝食とする。小屋で弁当を頼まなかったので、携帯用の炊き込みご飯とスープ。食欲があり、よかった。この時点でもう日差しが強い。

 雲ノ平は祖父岳火山により形成された。黒部川の本流とその支流岩苔小谷に挟まれた標高2,500~2,700mの日本で最も高い位置にある溶岩台地で、池塘と岩が点在する高山植物の宝庫であり、それぞれのエリアにギリシャ庭園等と名付けらた庭園が8つある。また、どの登山口からも当日中にはたどりつくことが困難で、日本最後の秘境と呼ばれる(出典:ウィキペディア)。
 9:30 祖父岳に。360度の展望が待っていた。北アルプスのど真ん中であり、多くの山並みが眼前に広がる。
     

  7:31 雲ノ平山荘前で朝食 


 目指す水晶岳は、近くに聳えているように見えるが、まだまだ先は、遠い。
 10:30 ワリモ岳方面と水晶岳方面の分岐に。ここでザックを置いて、水晶岳を目指す。
 12:00 水晶岳に。雲ノ平と同様、ここも富山市内であるが、アプローチが大変な山である。新穂高や高瀬ダムからのコースもあるが、いづれも奥深い。
。ここの頂上からの展望も抜群である。
とりわけ槍・穂高、野口五郎岳の迫力が素晴らしい。
 12:40 水晶小屋にて昼食。
 13:25 水晶岳とワリモ岳方面の分岐に戻ってきた。ここから今日最後の登りとなる。
 14:25 鷲羽岳に。眼下に鷲羽池、その上の槍・穂高連峰の眺めが凄い。十分眺めを堪能し、14:50頂上をあとに。下って程なくすると今日の目的地三俣山荘が見えてきた。
 15:35 三俣山荘に。長い1日であった。山荘のテラスでビールを飲みながら、皆で今日の行程を振り返る。
 17:45 今日の夕食は、鹿肉のシチュー、赤ワインで乾杯となった。

 
*夕食後、日没にあわせるかのように急激に積乱雲が発達し、槍ヶ岳を覆い隠す勢いで、なかなか見れない光景に出会った。 

薬師沢~雲ノ平~祖父岳~水晶岳~鷲羽岳~三俣山荘 軌跡

8:04 雲ノ平山荘にて:(左)笠ヶ岳、黒部五郎岳   8:05 標高約2,550m 雲ノ平山荘からの水晶岳

8:11 雲ノ平山荘を出発  8:19 標高約2,570m

8:13 標高約2,550m お花畑の中を祖父岳目指して

8:25 標高約2,600m:(左)水晶岳  8:34 標高約2,620m スイス庭園から望む薬師岳

8:54 標高約2,650m 雲ノ平の庭園を振り返る  9:35 標高2,825m 祖父岳

9:36 祖父岳からの水晶岳   9:36 祖父岳からの槍ヶ岳

9:43 祖父岳からの(左)ワリモ岳、鷲羽岳   10:26 標高約2,760m イワツメクサ

10:25 標高約2,760m :ワリモ岳と水晶岳の分岐を目指して

11:08 標高約2,857m 水晶小屋付近から振り返る(左)鷲羽岳、ワリモ岳

12:01 標高2,978m:水晶岳頂上   12:55 標高約2,900m(左)立山、黒部湖、白馬岳 

12:17 標高約2,940m からの槍・穂高連峰

12:55 標高約2,900m 水晶小屋からの野口五郎岳

14:30 標高2,924m:鷲羽岳頂上   14:36 鷲羽岳からの鷲羽池と槍・穂高連峰

15:24 標高約2,580m 三俣山荘と三俣蓮華岳

16:08 三俣山荘テラスにて   17:45 三俣山荘食堂
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2015.08.2 3日目三俣山荘~三俣蓮華岳~双六岳~新穂高 ワンゲル部山行 晴れ 

6:49 標高約2,850m 雄大な槍ヶ岳を眺めながら、双六岳から双六山荘を目指して


日 時 27年8月2日(日)  3日目
4:20 三俣山荘(約2,550m)出発
5:25 三俣蓮華岳(2,841m)
6:30 双六岳(2,860m)/ 6:45 出発
7:30 双六小屋(約2,550m) 朝食 / 8:10 出発
9:00 弓折岳分岐(約2,570m) 
9:50 鏡平山荘(約2,290m) 
11:10 秩父沢(約1,730m)
11:55 わさび平小屋(約1,400m)
13:00 新穂高(約1,100m) 
14:15 新穂高 出発 (富山駅直通便)
16:25 富山駅 着


 3日目、今日も天気がよさそうで、今日の行程は、何と言っても槍・穂高連峰を眺めながらの稜線歩きが楽しめそうだ。
 早朝の三俣蓮華岳、双六岳は、ともに清々しく、360度の景色が広がっていた。

  5:02 標高約2,730m 三俣蓮華岳 


 とりわけ、双六岳から双六小屋へのルートは、大きく聳える槍ヶ岳を正面に眺めながら気持ちのいい平坦な稜線上を歩けるのは、山の醍醐味だ。何度か来ているが、毎回このような景色を眺めることができたわけではなかった。
 三日間、天候に恵まれ、今が盛りの高山植物と眺望抜群のコースを堪能。
 新穂高から富山駅に帰ってくるとそこは、蒸し暑い現実の下界であった。

三俣山荘~三俣蓮華岳~双六岳~鏡平~ワサビ平 軌跡

5:11 標高約2,750m   5:25 標高2,841m 三俣蓮華岳

5:34 三俣蓮華岳頂上  5:40 標高約2,800m 

5:53 標高約2,850m   5:55 標高約2,850m 

6:14 標高約2,750m  6:41 標高2,860m 双六岳

6:42 双六岳よりの 槍、大喰、中岳、南岳、大キレット、北穂、涸沢岳、奥穂、西穂

6:42 双六岳より(左から)西穂高、焼岳、乗鞍岳、御嶽山、笠ヶ岳

8:31 標高約2,580mトリカブト   8:35 標高約2,620m 振り返ると双六岳、双六小屋、鷲羽岳

9:02 標高約2,570m 弓折岳と鏡平方面との分岐   9:47 標高約2,280m 鏡平

9:50 標高約2,280m 鏡平からの槍・穂高連峰
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2015.08.22 富士山 (3,776m)   ワンゲル部山行 晴れ 

11:26 富士山頂奥宮からの展望 

 
日 時 27年8月22日(土)
参加者 ワンゲル部6名
00:00 流杉インター駐車場出発
5:20 水ヶ塚公園駐車場 着
5:50 水ヶ塚公園駐車場 バス出発
6:10 富士宮口新5合目(約2,390m) 着
6:45 富士宮口新五合目出発
7:45 六合五勺(約2,800m) 
9:15 八合目(約3,230m) / 9:45 出発
10:15 九合目(約3,400m) /10:35 出発
11:25 富士山頂奥宮(3,715m)
11:40 剣ヶ峰(3,776m) / 12:45 出発
12:55 富士山頂奥宮 着 / 13:05 出発
16:10 富士宮口新5合目 着
 

 富士山の登り口は、富山からは地理的に遠く、単独峰でもあり、あまり魅力を感じず真剣に考えたことはなかった。しかしながら、標高の高いことが日本では唯一であり、今年クラブで計画がなくても、高所でのトレーニングに行きたいと考えていた。
 行程は、車で深夜零時に富山を出発し、富士宮ルートの登山口である新五合目(標高2,390m)に到達し、そのまま富士山を日帰りで往復するいわゆる「弾丸登山」である。
 私の関心事は、標高と体調の関係であった。標高3,000mを過ぎると体が重く、皆のペースが落ちてくるのがわかったが、特に標高3,400m(九合目)からの残りの標高差300m余りは、自分のペースで歩くことにした。
  
 

  8/23 翌日 北原ミュージアム 


 通常の山と同様のペースで登って、体への負担がどうなるか確認しておきたかった。
 結果、1時間あたりで300m以上のペースなので、まずまずで、体調も特段の変化はなかった。富士山頂奥宮に着いて、そのまま剣ヶ峰に向かい,着いたのが
11:40であった。約1時間を山頂で過ごし、
13:05 奥宮を出発。
 この頃からか軽い頭痛がして、快適でない自分の体調の変化に気づいた。6人中5人がほぼ同じ症状のようだ。
 身体の変調は、富士宮新五合目からバスに乗って水ヶ塚公園駐車場に着く頃には和らぎ、河口湖湖畔のホテルに着くとほぼ収まったようだ。
 
寝不足からくる疲労と標高が原因と思われるが、寝不足でない場合はどうだったのか、これは、再度登ってみるしかないようだ。


* 翌日の8/23訪れた河口湖の湖畔にある北原ミュージアムは、
「開運 ! なんでも鑑定団」の鑑定士である北原氏のミュージアムであり、横にカフェが併設されている。ブリキのおもちゃ以外に様々な収集品が整然と展示されている。

富士宮ルート 軌跡

6:39 標高約2,390m 富士宮口5合目

6:40 富士宮口5合目から仰ぐ富士山  6:43 富士宮口5合目

7:01 標高約2,505m 新6合目 7:19 標高約2,620m 

9:17 標高約3,225m 八合目からの展望 11:34 剣ヶ峰が右手に

11:54 剣ヶ峰 3,776m 13:05 富士山頂奥宮にて

13:10 富士山頂より下山開始



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