2015年(平成27年) 春
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2015.03.15 猫岳(2,561m)(山スキー) 晴れ |
8:58 標高約1,860m、奥穂高が見えてきた |
何度か山スキーに出かけ、体力もついてきたところで猫岳へ登るタイミングを計っていたが、日曜日は、高気圧に覆われ安定した好天が期待できることから、出かけることに。しかし、この週は、3月には珍しく平地でも多くの雪が積もり、山も多くの新雪が想定されたため、猫岳へ人が何人か来ていないとラッセルが大変だろうとは考えていた。 6:55 久手牧場前近くの道路脇駐車場に。外に出るとそれ程寒くはないが、気温は氷点下7度であった。 7:15 準備をして出発。5人程の1組が先行していくのが見えた。この先行者の他にも昨日のものと思われるトレースが残っており、このトレースを使えば頂上まで行けるだろうと思った。 9:15 標高約1,950m,夫婦松に。ここまで1時間に300m位のかなり順調なペースで登ってきた。快晴の中、樹木の合間から穂高が見え出し、登っているのが気持ちいい。ここでようやく目指す猫岳が遠くに姿を現す。 11:15 標高約2,360mの地点でおにぎりを一つ食べ、頂上に向かう気力を養う。ここは、乗鞍スカイラインからそれて猫岳頂上に向かう分岐点である。 → |
7:13 登山口 久手牧場 12:10 約5時間で頂上に。頂上に達すると乗鞍岳周辺の峰々が姿を現し,北東には、笠ヶ岳から槍・穂高の峰々がくっきりと見えているが、風が強く、頂上から一刻も早く下るべきで、写真を撮ってそのままシールとスキーアイゼンを装着したまま下る。少し下った所でようやくシールを外し滑降の体制に入った。滑り出しはクラストした斜面であるが、やがて綺麗な雪の斜面となるものの、気温が少し上昇したのと、雪が深いためか滑るのが難しい。 13:05 標高約2,230m地点で昼食をとる。疲れからか小さいカップ麺をすすって、後は食欲が出なかった。 14:10 夫婦松に。 15:10 最後は、下りにくくなった雪質の斜面を下り、登山口に。今日猫岳に登ったのは、先行した1組と我々だけで、途中、登ってくる者が1人いたが、頂上までは行かないようだ。 登りも下りもほとんど休みのない行動であったが、充実した山行となった。 |
7:13 登山口 | 7:33 ほうのき平スキー場が見えている |
猫岳軌跡 赤:往路/青:復路 |
9:21 標高約1,950m、夫婦松付近からの槍・穂高連峰 |
11:15 標高約2,360m猫岳取り付き | 11:47 標高2450m付近を行く |
11:44 標高約2,450m付近 猫岳が間近に |
11:49 標高約2,480m | 12:13 猫岳山頂からの展望 |
12:14 山頂(2,561m)からの乗鞍岳方面 |
12:14 頂上からの槍・穂高連峰 |
12:48 標高2,430m付近の滑降 | 14:08 標高約1,960mから猫岳を振り返る |
2015.04.12 大地山(1,167m) 晴れ |
10:31 頂上(1,167m)から仰ぐ初雪山 |
気が付くと3月の猫岳から1月近く経過してしまった。体力も落ちていることや、今晩、仕事があることも考え低い山を選んだ。 登山口は、蛭谷 夢想塾近くの登山口ではなく、登り出しから残雪をひろって登る小川第一発電所からのルートとした。 6:50 準備をして、発電所付近の道路から登りだす。直ぐに雪道となった。少し薄暗い杉の樹林帯を黙々と進む。1時間余り歩くと展望が開け大地山が見えてきた。 9:15 標高約800mで、頂上から伸びる尾根に取り付く。ここから頂上まで一直線である。 この辺りは、登山道からのルートと合流する地点であり、ここを少し過ぎた所で、蛭谷登山道から登って来た者と言葉を交わす。 → |
6:45 朝日小川第一発電所付近 登山口 10:25 約3時間半で頂上に。頂上からは、ひときわ存在感のある初雪山、さらに朝日岳から白馬岳に至る後立山、剱岳〜毛勝山に至る立山連峰が見渡せ素晴らしい展望台となっている。 10:35 写真を撮って頂上を後に。 11:15 標高約800mまで下ってきた。さらに標高約600m地点に来た所で、綺麗な雪渓に惑わされ、登ってきたルートから少し離れ、雪渓を快適に下った。これが良くなかった。雪渓が途切れ、急斜面となったことから、朝登ってきたルートに戻るべく西の方向に斜面を横断しようとするが、藪漕ぎと急斜面に阻まれ思うように戻れない。仕方なくそのまま傾斜の緩やかなところを選びながら下り、ようやく道路に出た。 12:40 駐車場所に。下りに時間がかかったように感じたが、前回とほぼ同じ時間であった。 |
7:36 標高470m | 8:06 標高570m 大地山が見えてきた |
大地山軌跡 赤:往路/青:復路 |
8:43 標高約720m | 8:49 標高750m |
8:54 標高約770m | 10:02 標高約1,030m |
10:12 標高約1,100m | 10:31 大地山(1,167m) |
10:16 頂上 剱岳〜毛勝山 |
10:36 頂上 朝日〜雪倉の稜線 |
2015.04.18 白馬乗鞍岳(2,436m)(山スキー) 晴れ |
13:58 標高2,030m付近を滑降 |
もう10年近く毎年、天狗原・白馬乗鞍岳方面に通っている。時期は、2〜3月であったが、いろんな事情から、今年は、4月の中旬になってしまった。 毎年、桜の花見をするのと同じで、空気の澄みきった旬の時期に後立山の景色を見たいと思っている。何度来ても飽きないのが魅力で、いつも元気をもらって帰路につくことができる。 → |
7:36 栂池スキー場 駐車場 今日は、同行者がいたので、かなり遅いペースであったが、確実に進んで頂上までたどり着くことができた。 頂上は、いつもながら、物凄い風で写真を撮って早々に退散した。いつも気持ちよく滑降するために雪の状態を気にしながら登っているが、4月も中旬になると、いわゆる「ザラメ」で、滑降しやすい状態であった。 来シーズンは、ロープウエイが動いていない静かな時期の2月に来たいものだ。 |
9:18 標高約1,880m、唐松岳〜白馬三山 |
白馬乗鞍岳軌跡 赤:往路/青:復路 |
9:10 標高約1,830m | 9:33 標高約1,940m左:白馬乗鞍岳 |
9:53 標高約2,000m、後方:八方尾根 |
9:54 標高約2,010m天狗原への登り | 9:59 標高2,050m付近を行く |
12:27 白馬乗鞍岳2,436m | 13:44 標高約2,110m |
2015.04.25 八方尾根丸山ケルンまで(約2,440m)(山スキー) 晴れ |
13:38 標高2,020m付近を滑降 |
唐松岳へも、白馬乗鞍岳と同様もう10年近く毎年通っている。 ルートは、尾根上で風が強いため、積雪もあまりなく直ぐに雪が融けて地肌が出るのだろう。4月も半ばを過ぎると山スキーには向かないと思った。 出だしからスキーをリュックに付けて歩き出す。 このコースは、晴れていれば、最初から最後まで景色を眺めることができ、歩いているだけで気持ちがいい。毎年、通っている所以だろうか。 → |
7:32 駐車場からの白馬三山 丸山ケルンで、お昼となったため、ここで写真を撮って引きかえす。 尾根上は、雪がないものの、少し横に入って雪を拾いながら滑っていく。 白馬三山や不帰ノ瞼を眺めながら滑降するのは、実に気持ちが良かった。 |
八方尾根軌跡 |
9:37 標高約2,080m 正面:不帰ノ瞼 | 9:38 標高約2,080m 正面:五竜岳 |
11:35 標高約2,370m、後方:天狗尾根、白馬鑓ヶ岳 |
11:57 丸山ケルン標高約2,440m | 12:21 標高2,360m付近 |
13:18 標高約2,125m、天狗尾根、白馬鑓、杓子、白馬、小蓮華、白馬乗鞍 |
13:40 標高約2,025mからの白馬三山 | 13:51 標高約1,970mより振りかえる不帰ノ瞼 |
13:58 標高約1,970m、鹿島槍、五竜 |
2015.04.29 烏帽子山 1,232mまで 晴れ ワンダーフォーゲル部山行 |
13:32 標高1,070m付近 |
今回の山行では、道路上の雪のため、車で嘉例沢森林公園までたどり着くことができなかった。公園の手前約2.5qの地点に車を駐車し、登山口まで歩くことに。 雪のない時期であれば、登山口まで車が入って、登山道を歩けば、3時間弱のコースタイムとなっている。が、蒸し暑く、木々や藪に視界が遮られ決して快適ではない。 今回のように残雪期の山は、登山口まで車で行けない場合が多く、登山口までいくのも大変で、まして残雪が登山道を覆っていると登り口を見つけるのも難しい。一面が全部雪であれば、登山道に関わりなく登りやすいところを登れば済むが、途中で雪が切れていると、そこが登山道でない場合、藪漕ぎを強いられることが多い。 9:25 車の駐車地点から約1時間で鋲ヶ岳登山口に。登山口は、分ったが、烏帽子山〜鋲ヶ岳の稜線までどこら辺りから登っていけばいいのか分らない。 登りやすい所を選んで歩き出す。途中、当初の方向を調整したところで登山道が確認でき、そのルートを進んで烏帽子山と鋲ヶ岳の分岐に着く。 |
8:24 嘉例沢森林公園手前約2.5q地点 出発 ここからは、基本的に烏帽子山から伸びる尾根を辿っていけばいい。少し進むと雪原となり展望もきいてくる。雪上は、慎重に登る箇所もあるが、狭い夏道と違って広く開放感があり、爽快である。 12:10 烏帽子山前衛峰に。少し下って烏帽子山を目指したところで、体調の悪い者にあわせ、ここでお昼とした。ここで約1時間、景色を楽しみながらのランチタイムとなった。後立山は、薄く、くっきりとはみえないが、僧ヶ岳と駒ヶ岳が大きなかたまりとなって聳えている。 15:35 駐車場所に帰ってきた。 *夏道と残雪期の山は、明らかに違う。地図とコンパス、GPSで絶えず現在地や進む方向を確認しながら進む必要がある。また雪渓の状態、どこまで雪がつながっているのかなどを見極め、急斜面などは、後続の者が登りやすいようにキックステップを深くけり込んだりと苦労が多い。一方、新緑と見晴らしのいい、開放感のある雪原を歩くのは、実に気持ちのいいものだ。 そんな意味合いで、今回の山行は、いい講習会になったと思っている。 |
9:48 標高約860m | 9:54 鋲ヶ岳標高861m |
烏帽子山軌跡 |
10:13 標高約860m | 10:36 標高940m |
11:03 標高約990mからの烏帽子山前衛峰 | 12:17 駒ヶ岳(左)と僧ヶ岳(右) |
12:50 標高1,232m烏帽子山前衛峰で昼食 | 13:11 烏帽子山前衛峰にて |
13:28 標高約1132m | 14:36 標高約870mから振り返る烏帽子山付近 |
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