2013年(平成25年) 夏
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2013.06.01 大日ケ岳 (1,708m)   薄曇り 

 9:56  一ぷく平 標高1,356m

 
日 時 25年6月1日(土)
同行者
5:40 自宅出発
8:30 ひるがのコース登山口(950m)出発
9:55 一ぷく平(標高1,356m)
11:30 大日ケ岳(1,708m) 頂上 / 11:55出発
13:00 一ぷく平
14:13 登山口着
 
 5月までの山行を一区切りと思っていたが、これからがシーズンと考えている者もおり、天気予報を見て登る事に。前日の夜にいくつかの候補の中から場所を特定。大日ケ岳は、冬に2度ばかりゴンドラの終点から登っているが、季節とコースを変えて登るとまったく違った趣となる。
 5:40自宅を出発し、東海北陸道ひるがのSAで高速を降り、国道156号線に出て高鷲北小学校から北東へ200m程進んで左折すると登山口の案内が出てくる。やがて、登山口の手前に12〜13台程の広さの駐車場に着く。
 8:30 登山口を出発。歩き出しは、緩やかな傾斜で、道幅も広く、雑木も刈りとられており、整備がよくされている。杉林を過ぎるとやがてブナの原生林に変わり、落ち葉がやわらかい登山道を作っている。歩いていて心地いい。
 9:55 標高1,356mの一ぷく平に。行程の約半分くらいの位置で文字どおりここで休憩する。  
11:10 展望台と呼ばれる場所にくると突然展望が開け頂上が眼前に。高鷲スノーパークスキー場のゴンドラ降り場にある食堂も見えている。
 11:30 大日ケ岳(標高1708m)に。冬には分らなかったが、方位盤、大日如来とその由緒説明、灯篭等があり驚いた。
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  8:30 ひるがのコース登山口出発 標高約950m 

 頂上は広く、気持ちのいいところであるが、小さな虫が多く寄ってきて頭上を旋回するため、昼食も早々に頂上を後にする。この時期に登る際は、虫対策が必要であることを痛感した。  
 14:30 一ぷく平で休んだ後、登山口に帰ってきた。
途中で採ってきたススタケを集めてみると太いものはないものの、そこそこの量となったが、茹でて皮をむくと、皿1枚に収まってしまった。


* 牧歌の里温泉 800円

 大日ケ岳軌跡図

9:08 標高約1150m ブナの現生林を行く 11:05 タムシバ 標高約1610m

11:08 ショウジョバカマ 11:10 標高約1635m

11:35 大日ケ岳(1708m)頂上 12:21 サンカヨウ
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2013.06.29 鍬崎山 (2,089m)   曇り 

 
日 時 25年6月29日(土)
5:10 自宅出発
6:15 立山山麓ゴンドラ山頂駅(1195m)出発
7:10 大品山(標高1,404m)
9:15 鍬崎山(2,089m) / 9:25出発
11:05 大品山(標高1,404m)
12:00 ゴンドラ山頂駅着
 
 約1か月ぶりの山行。この時期、天気は望めないが、とにかく無性に汗をかきたくて身近なトレーニングコースを選択。
 6:15立山山麓ゴンドラ駅を出発。ゴンドラは、休日になると午前6時から運転がはじまる。朝一番で乗ろうと4〜5人の方が山麓駅で待っていた。
 7:10 約1時間で大品山に。
 8:21 標高1700m、ガスの間から目指す山頂がみえてきた。
  
9:15約3時間で頂上に。ガスがかかって周囲の景色は望めなかった。軽いものを口にし、早々に引き返す。 山頂からの帰りにすれ違った者は、15人ほどであったろうか。      →
 
  6:47  標高約1270m 

 12:05 立山山麓ゴンドラ駅に。トレーニング不足もあり、かなりの時間を要してしまったが、いい汗をかくことができた。
 ゴンドラを降りると駅でクレープを販売しており、乗車券購入時に付いてきた割引券でクレープを買って帰路につく。午後からは、映画の予定としている。

8:21 標高約1750m鍬崎山が見えてきた 9:17 山頂 標高2089m
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2013.07.20〜21 燕岳〜常念岳(2,857m)   晴れ 

1日目 19:01  槍ケ岳と西鎌尾根

 
日 時 25年7月20日(土) 1日目
行 程 中房温泉〜燕岳
同行者
5:50 自宅出発
8:40 しゃくなげ荘 登山者用駐車場着
9:35 中房温泉着(標高1,462m) / 9:45出発
12:45 合戦小屋(2,374m) / 13:20 出発
14:25 燕山荘
15:15 燕岳(標高2,762m)
16:10 燕山荘
 
 このコースは、昭和53年、平成22年に来ている。この他にも平成16年燕岳〜喜作新道・東鎌尾根〜槍ヶ岳、平成9年燕岳〜餓鬼岳と登っており、中房温泉からの登りは気心の知れた道である。日本三大急登などといわれているが、実は、穏やかなよく整備された木陰のある登りやすい道である。
 妻の強い希望からこのコースを登ることとした。
  9:45 中房温泉登山口を出発。
 12:45 約3時間で合戦小屋に。早速、名物のスイカを注文する。喉が渇いているからこそ大きなものも一気に食べれるのだと思う。
 13:20昼食も済ませ合戦小屋を出発。ここからは、樹林帯が終わり、低木と高山植物、常念・蝶ケ岳の稜線、槍ヶ岳が姿を現す。
 14:25 景色を眺めながら歩いていると、知らぬ間に燕山荘の直下に着いていた。 
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  10:18 標高約1,620 m 

 燕山荘で宿泊の手続きをし、燕岳へ向かう。
15:15 燕岳に。頂上から360度望める景色は素晴らしい。
この一帯は、槍ケ岳を起点に立山、後立山連峰の峰々が連なる北アルプスを概観するにはいいポジションである。
 頂上へ向かう途中、コマクサの群生が、あちこちのがれた斜面に見られちょうど見頃をむかえていた。
 16:10 燕山荘に帰り、生ビールで乾杯となった。


* 駐車場:登山口の山麓に温泉施設のシャクナゲ荘があり、ここに登山者用の無料駐車場が設けてある。ここから中房温泉までは、タクシーで40分程、料金6000円

12:45 合戦小屋名物のスイカ 13:38 標高約2490m

14:19 燕山荘直下 14:22 燕山荘の分岐標高約2700m

15:15 頂上より 北燕岳と(後方)立山、剱岳  15:47 コマクサの群生

15:26  槍ケ岳、穂高岳 奥に吊尾根が見えている

15:39  燕山荘から大天井、常念岳への稜線 

15:58 イルカ岩 19:01 水晶岳、三俣蓮華岳、双六岳の稜線

 
日 時 25年7月21日(日) 2日目
行 程 燕山荘〜常念岳
5:20 燕山荘出発
8:30 大天井荘(標高約2,882m)
8:40 大天井岳(標高2,922m)
9:35 大天井荘出発
11:55 常念小屋(標高約2,460m)
13:05 常念小屋出発
14:10 常念岳(2,857m)
 
 今日は、3日間のメイン、山の醍醐味である稜線歩き。
 このコースが人気なのは、北アルプスの象徴である槍ヶ岳を始め多くの峰々の連なりを眺望できること、コマクサなどの高山植物が多いことである。加えて燕山荘からは、高低差があまりなく、体に負担がかからないことであろうか。今日の最高峰である大天井岳へ向かうにしても200m余りの登りで、ここまで来れば常念小屋へは水平の所も多く、緩やかな下りとなっている。常念岳へは、標高差400mの登りとなるが、1時間も歩けば着いてしまう。
 5:20燕山荘出発。今日も良く晴れて、すがすがしく、周囲の山並みが素晴らしい。大天井岳へは、ほぼ水平な稜線であり、写真を撮りながら進む。
 
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  5:21  朝の燕岳

 なんと言っても槍・穂高、ここから延びる西鎌尾根、双六、三俣蓮華、鷲羽、水晶岳、黒部湖を挟んだ立山、剱岳等々は見飽きることがない。ここから眺める立山は新鮮な感じがする。
 8:40 大天井岳に。振り返ると燕岳からの稜線がくっきり見えている。大天井荘に戻りコーヒータイムとする。
 11:55 2時間20分で常念小屋に着き、ベンチで昼食とする。 
 13:05 曇り空となってきたが、常念岳に向かう。常念岳へは、約1時間の行程であった。 

 燕山荘〜常念岳軌跡図

5:23 大天井岳への稜線 5:36 コマクサ

5:24  槍・穂高岳を眺めながら 

5:27  (中央)立山、(右)剱岳 

5:55 シャクナゲ 6:15 

6:17 ハクサンチドリ 6:35 コバイケソウ(標高約2,591m)

7:02 シナノキンバイ 7:09  標高2673m

7:27 標高約2690m 8:43 大天井岳山頂 2922m

9:44  東鎌尾根へと続く喜作新道が見えている(2882m) 

8:21 大天井岳から振り返る燕岳からの稜線 9:57 タカネツメクサ

11:05   横通岳を正面に見て(2705m)

11:29 常念小屋と常念岳 14:12 常念岳山頂 2857m

 
日 時 25年7月22日(月) 3日目
行 程 常念岳〜一の沢
6:00 常念小屋出発
9:00 一ノ沢 ヒエ平(約1300m)着
9:25 タクシーでシャクナゲ荘着
 
 今日の行程は、常念小屋を出発し、一ノ沢を下るのみ。6:00に出て約3時間でヒエ平に着く。
 小屋を出る際に電話予約しておいたタクシーが既に
待っていた。直ぐに乗り込み、車を止めていたシャクナゲ荘に向かう。
 9:25しゃくなげ荘に無事到着。
しゃくなげ荘で入浴の準備をしていると、娘から母死亡の連絡があった。
 忘れることができない山行となった。
 →
 
  5:57  常念乗越 2460m 

 *安曇観光タクシー(株) 0263-82-3113
   ヒエ平〜シャクナゲ荘間 4,000円程度
 
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2013.08.09〜11 朝日岳〜雪倉岳〜白馬岳(2,932m) ワンゲル部山行 晴れ、曇り 

1日目 13:00  夕日ケ原を行く(標高約1920m)

 
日 時 25年8月09日(金)  1日目 晴れ
行 程 北又〜朝日小屋
参加者 高松、山崎、鶴巻、船本、野村、宮中
5:46 富山駅出発 / 6:31 泊駅着
7:40 北又(標高690m)出発
9:20 イブリ山4合目(標高1,140m)
10:50 イブリ山8合目(標高1,630m)
11:30 イブリ山(標高1,791m)  /11:55出発
14:00 朝日小屋(標高約2,140m)
 
 このコースを計画したワードの計画書には、22.1.8となっており平成22年の夏に登りたいと考えていたが、その年は、燕岳〜蝶ケ岳のコースに決まり、23年の夏に計画するも豪雨のため中止、満を持して迎えた24年は、北又への道が土砂崩れで通行できず、不帰キレット〜白馬岳のコースに変更。25年こそはと考えていた矢先家族の不幸で一旦は断念していた。
 7:40朝日岳へは、北又の吊り橋を渡ることから始まる。この吊り橋を渡ると気持ちが朝日岳へとすい込まれていく。イブリ山までは、1合目単位で標識が設置され、進捗の目安を測って登れるのでありがたい。道は、よく整備され登りやすい。
  9:20 4合目。
 10:50 8合目。
 11:30 約4時間でイブリ山に着き、昼食とする。
    → 
  7:42 北又の吊り橋 

 昼食後、30分程歩いた頃からコバイケソウ、ニッコウキスゲが迎えてくれた。ちょうどこの辺りからは、傾斜も緩やかで夕日ケ原と呼ばれている。とにかく花の種類が多く、一帯がお花畑となっている。
 14:00 朝日小屋に。宿泊の手続きをすませると、ビールで乾杯となった。

 夕食は、小屋こだわりの食事で食前酒、サスこんぶ締め、おでん、ホタルイカの沖付けなど通常の山小屋ではおめにかかれないものであった。
 
* 北又まではJR泊駅からタクシーで約1時間、小川温泉からは、営業車のみ通行可。

12:50 チングルマ、ハクサンコザクラ 13:01 標高約1920m

13:54 ハクサンイチゲ 14:00 チングルマ

13:59  朝日小屋に到着、正面は朝日岳

14:52 朝日小屋の前にて  16:38 前朝日

豪華な夕食:食前酒、サス昆布締め、おでん等 19:02 

 
日 時 25年8月10日(土) 2日目 曇り
行 程 朝日小屋〜雪倉岳〜白馬岳
5:00 朝日小屋出発
5:55 朝日岳(標高2,418m)
7:25 水平道分岐(標高約2,055m)
10:15 雪倉岳(標高2,610m)
12:00 鉱山道分岐(標高2,504m)、昼食
12:45 昼食後出発
13:25 三国境(標高2,751m)
14:15 白馬岳(標高2,932m)
14:27 白馬山荘
 
 今日は、3日間のメインである朝日岳から雪倉岳、白馬岳へと至る稜線歩き。
 この付近の山域へは、平成5年に北又〜朝日岳〜蓮華温泉、平成21年蓮華温泉〜雪倉岳(日帰り)、今年5月には、山スキーで蓮華温泉〜雪倉岳、学生時代には、2泊3日で小川温泉から朝日岳往復、大日岳〜剱岳〜池ノ平〜欅平・祖母谷〜清水岳〜白馬三山〜雪倉岳〜朝日岳〜栂海新道〜親不知と歩いている。 
  
      → 
  5:49  ミヤマアズマギク
 白馬岳〜朝日岳の稜線コースは、記憶が薄れており、是非その逆コースで歩いてみたいとの想いが強くなっていた。
 今回は、朝日岳、雪倉岳、白馬岳からの展望は、いずれも望めなかったものの、朝日岳を下ってからの小桜ケ原付近、雪倉岳を下ってからの鉢ケ岳のトラバースルート付近は、いづれもほぼ水平道で、お花畑が多く幻想的な佇まいを醸し出し、心が和んだ。
前日の夕日ケ原も同様であった。
 曇り空ではあったが、このコースは、真夏の最盛期にしては極端に人が少なく天空の稜線を十分満喫できた。 

 朝日小屋〜白馬岳軌跡図

5:54 シモツケソウ  5:59 朝日岳山頂

8:55 標高約2180m 9:54 タカネツメクサ

10:15 雪倉岳 11:13 鉢ケ岳のトラバースルート(標高約2,400m)

11:20 11:40 鉢ケ岳のトラバースルート(標高約2,410m)

11:42  斜面のお花畑を眺めながら 

11:48  (左)白馬岳 (右)旭岳 鉢の鞍部付近 標高約2440m

11:55 振り返れば鉢ケ岳のトラバースルート 13:11(正面)小蓮華山〜三国境の稜線 2630m

13:25 三国境2751m 14:15 大白馬岳山頂 2932m

 
日 時 25年8月11日(日) 3日目 晴れ
行 程 白馬山荘〜猿倉
5:55 白馬山荘出発
8:45 白馬尻小屋(標高約1590m)着
9:40 猿倉(標高1230m)着
10:05 タクシーでみみずくの湯着
 
 朝食を済ませた後、出発の6時には時間があり、白馬岳頂上に向かう。風があるため頂上での展望を期待したが、ガスが晴れず、山荘に引き返す。
 5:55 白馬山荘を出発し、大雪渓を目指す。
 8:45 白馬尻小屋に到着し、大雪渓を振りかえる。
 9:40 頼んでおいたタクシー2台に分乗しみみずくの湯に向かう。3日間の山行も終わってみればあっと言う間だ。
 → 
  6:13  標高約2650m 
 
 簡易アイゼンは、白馬山荘でレンタルできる。1000円。下山して、JR白馬駅にある白馬館に返却すると、300円が返ってくる。
    

6:45 大雪渓を望む 7:51 大雪渓 
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