2010年(平成22年) 冬
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2010.01.24 大日ケ岳(1,709m) (山スキー) 晴れ後曇り |
9:37 (左)前大日、大日ケ岳が見えてきた |
この山は、3年前家族旅行で牧歌の里に来た時に眺めており、機会があればと考えていた。東海北陸自動車道の開通で、自宅からスキー場まで2時間あまりとなれば、十分圏内となる。 まったく様子が分らなかったがゴンドラを使えば2時間程度でいけるのではないかと計算していた。先行のしっかりとしたトレースがあり、傾斜も緩やかで9:10 に山頂駅を出発するものの9:50には頂上に着いてしまった。新雪が15cmほどあったが、下の雪面はかたく歩きやすく、気持ちのいい斜面が続いている。 9:37 前大日と大日ケ岳が見えてきたところで一旦くだり、前大日の登りとなる。前大日からは緩やかな斜面を進むと自然に広い頂上の大日ケ岳に。 → |
8:52 ゴンドラ乗り場 頂上では周囲が雲に覆われ白山は望むことができなかった。少し頂上で景色を眺め、シールをはずす。 10:10頂上からの下りは登りのコースを基本に広い気持ちのいい斜面を選んで滑る。前大日の斜面を滑りきったところで登りとなるためスキーを担いで登るがそれほど苦にはならない。ゴンドラ山頂駅には10:40に到着。汗も出ず物足りなさが残る山行であった。 * スキー場駐車料金1,000円、ゴンドラ片道料金1,500円(センターハウスにて登山届けの提出が必要) * ゴンドラ山頂駅から簡単にアクセスできることや、傾斜が緩やかなため多くのボーダー、登山者が入っている。 |
9:27 ゴンドラ山頂駅を振り返る | 9:32 広く気持ちのいい斜面 |
9:46 頂上附近から振り返る | 9:55 大日ケ岳頂上にて |
2010.02.6〜02.07 志賀高原スキー場 ワンダーフォーゲル部山行 |
志賀プリンスホテル南館前バス停 冬型の気圧配置となり、寒気が流れ込んだことで富山市内でもたくさんの雪が積もった。心配していた高速道路は、北陸道は、名立谷浜インター以降で通行止めに、上信越道でもジャンクションを過ぎて妙高高原までが通行止めとなっており、下の道路を走るが吹雪のため時々視界が利かなくなる。妙高高原から再び高速に乗ってようやく信州中野インターに。宿のある高天ヶ原までは、一段と吹雪が強く、道を二度間違えてようやく到着したのは昼過ぎであった。 ホテルに着いて準備をするが、ほとんどのリフトが運転休止の状態とのこと。運転しているのが西館山の短いリフトで仕方なくそこで滑るも吹雪のため5〜6本すべるのがやっとであった。 まさしく志賀は、晴れれば天国、吹雪けば地獄となる。 |
翌日の天候の回復に期待をしていたが、朝から吹雪いている。ホテルのパソコン情報で焼額山のゴンドラ2本が動いているとのことでバスで移動。 志賀プリンスホテル南館からの第2ゴンドラで頂上附近へ。雪質は最高の感触で、ようやくスキーらしい滑りを楽しむことができた。 スキーを終え、帰りの途で青空がでてきた。 |
2010.02.14 白馬乗鞍岳(2,436.7m) (山スキー) 晴れ後曇り |
11:21 白馬乗鞍岳の登り |
今週、金剛堂山を考えていたが、ここ何日か冬型の天気で、雪が深いだろう思い、すこし標高の高い乗鞍岳を選択した。自然園までは、ラッセルなしで行けることやその上は、比較的雪がしまっているのではなどと考えていた。 8:10栂池スキー場ゴンドラリフトに乗車し、さらに栂の森からリフトを1本乗って、取り付きの林道に滑り込んだ。ここでシールを付けるなど準備をし、8:55に出発。林道は、機械による除雪で自然園までは雪の道ができている。3月になれば、ロープウエイで行くことができる。 途中、スノーモービルが2台追い越して行く。昨日から行方不明となっているスキーヤーの捜索隊であった。 9:30自然園に到着し、周囲を見渡す。今日は、後立山の峰々がすっきりと見渡せる絶好の天気である。先週の志賀高原の鬱憤を晴らすかのような天気となった。 自然園からすこし登ったところで広い雪原を見上げると誰もいない。途中から独自のルートでステップを切って行く。思ったとおり雪は深く沈まない。救助隊のルートが右手に見えている。 10:45景色を見ながら登っている間に天狗原に。ここで軽いものを口にする。 → * ゴンドラ片道料金1,360円、リフト240円、ゴンドラの運転開始午前8時。 |
8:45 白馬三山、小蓮華山 栂池スキー場から 天狗原から乗鞍岳への登りで状況が一変する。凄い風と斜面の硬さからであろうかそれぞれのポジションで4人程が取り付いているだけであった。体感温度が下がっているのがわかる。手指の感覚がなくなってきている。 12:15頂上でも遮るものが何もなく雪が凄い風に飛ばされ雪嵐となって容赦なく顔に当たるので痛い。写真を何枚か撮って退散する。シールをはずすのも大変であった。そういえばスキー場から稜線を見ていると雪煙をあげているのが見えていた。 頂上附近のクラストしている雪原を通過し、いよいよ滑降。中間あたりまで滑って振り返ると白のキャンパスにはっきりとシュプールのあとが刻まれていた。広い雪原を束の間独り占めできたので気持ちがよかった。 12:50天狗原まで降りてきた頃には風もなく、身体も温かく、手指の感覚も戻っている。 天狗原からの雪質は、上とまた違っている。簡単にターンができるところとそうでない斜面が微妙に混じっているため早くは降りれないが13:25に自然園に。 13:50ゴンドラ終点駅 栂の森カフェテラスでゆっくりと今日の山行の余韻に浸る。冬山の厳しさを実感する山行となった。 |
9:42 正面 天狗原 | 9:45 白馬乗鞍岳、天狗原 |
9:45 (左から)白馬鑓、杓子岳 |
10:43 天狗原からの展望 | 12:16 白馬乗鞍岳頂上 |
12:45 頂上からの滑降 描いたシュプールを振り返る |
2010.02.21 大辻山 (山スキー) 晴れ後曇り |
9:37 林道大辻山線から眺める大日岳、立山 |
前日に、明日天気がよさそうなので、何処か登ろうということになった。自宅を7:00に出たが、途中、兼用靴(登山・スキー)を自宅においてきたことに気がついた。一度引き帰したため、出発は、9:20となってしまった。国立立山少年自然の家に車を置き、登山口まで林道大辻山線を行く。雪は深いが、先行者のトレースがあり、早いペースで進む。 10:40 長尾峠に到着。ここから大辻山に続く尾根が延びており、夏道もここから付いている。ルートは、ここからの尾根を登るか、尾根の北側に廻りこんで取り付くルートが考えられる。 先行者のトレースは、後者であったが、前者のルートで登ることとした。ここにも何日か前に滑ったと思われる跡が雪で埋まっている。 途中、カンジキのトレースがあるものの、急斜面では山の登り方が異なるため、ラッセルを強いられる。膝辺りまで沈み込む雪の深さだ。 → |
9:31 林道大辻山線を行く 12:40 長尾峠から2時間ほど登ったが、標高1,200m附近のところで頂上を断念する。大辻山までは、さらに1〜2時間かかりそうなことやガスがかかって気温も低くなってきたこと、さらに体力的なことなどからここで昼食をとって引き返すこととした。 座って昼食を摂っていたが、体が冷えてくる。早く行動して体を温めたい。雪が深く、アップダウンもあるため、シールをつけたまま下ることとする。適度な斜面は、真っ直ぐ下ってもスピードが出ず気持ちよく滑降ができる。 14:05長尾峠に到着し、シールをはずす。林道の下りはスキーが速い。 14:50国立立山少年自然の家に到着。 登りは3時間あまりであったが密度の濃い山行となった。まだまだトレーニング不足というところか。 |
9:50 立山山麓スキー場と鍬崎山 | 9:54 城前峠附近より望む富山平野 |
11:07 弥陀ケ原、立山 | 11:34 鍬崎山 |
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