2017年(平成29年) 夏
|
SPRING-2 | SUMMER | AUTUMN | WINTER | 2017年の記録 |
HOME | 過去一覧 | ヤマレコ スライド | インスタグラム | 写真の展示 |
2017.08.03 前日富山〜信州遠山郷(長野県飯田市) ワンゲル部山行 曇り |
8/5 2日目4:39 光小屋からの富士山 |
旅館大島屋前 | 18:49大島屋の夕食 |
2017.08.04 1日目易老渡〜易老岳〜光岳(2,592m)ワンゲル部山行 曇り |
光岳へのアプローチには、2つのルートがある。 1つは、静岡県側の畑薙ダムから、南アルプスの主稜線と光岳への稜線が分岐する茶臼小屋に至り、そこから南西方向に伸びる光岳への稜線を往復するものであり、 2つ目は、今回登った長野県南信州から登山口である易老渡より茶臼小屋から伸びる稜線上にある易老岳経由で光岳を目指すコースである。 富山からは、静岡県側のルートは、よりアプローチが長く、山行の日程が組みにくい。 学生時代、畑薙ダムから入山し、茶臼岳〜聖岳〜赤石岳〜悪沢岳〜塩見岳〜間ノ岳〜北岳の行程で主稜線から外れる光岳も狙ったが頂上付近まで行きながら断念した経緯があり、光岳は特別の思いとして脳裏に残っていた。 * 光小屋 : 食事なし、寝具なし(シュラーフは有料)、水なし(小屋への途中で補給してくることが前提)。 |
8/4 宿泊の旅館 大島屋 早朝6時前、前泊した大島屋旅館にジャンボタクシーを呼んで、登山口である易老渡に向かう。実に奥深い山道で、途中からは、営業車のみが通行できる仕組みで、約1時間で登山口に。マイカーでは行きたくない道路であった。 7時過ぎに易老渡を出発し、易老岳に着いたのが約12時で、5時間で標高差1,450mを登っている。単調な樹林帯の急登は、展望もほとんどなく、ひたすら黙々と登る。この登りで皆の体力をかなり奪っているはずだ。 易老岳で昼食をとり、光岳へと続く稜線を詰めて行く。 約2時間半で光小屋へ。小屋に荷物を置いて、光岳へ向かう。 15:40 光岳に。ようやく辿り着いたが、一面雲で展望は利かない。 小屋に戻り、皆が少しずつ持ち寄った食料を肴に乾杯となった。重いワインを担いで来てくれたおかげで、あたかも"ワインバー・光小屋"であった。 |
易老渡〜易老岳〜光岳軌跡 --:往路8/4、--:復路8/5 |
7:03 易老渡(標高約905m)より出発 | 9:02 標高約1,515m |
11:56 易老岳・光岳・茶臼岳分岐 標高約2,350m | 12:33 易老岳 標高2,354m |
14:36 標高2,380m ハクサンフウロ | 14:47 静高平 標高約2,450m |
15:02 標高約2,490m | 15:28 分岐 標高約2,545m |
15:40 光岳 標高2,592m | 16:52 "ワインバー光小屋" |
18:15 光小屋 | 18:31 光小屋 |
2017.08.05 2日目光小屋〜イザルガ岳〜易老岳〜易老渡 ワンゲル部山行 晴れ後曇り |
4:34 光小屋からの展望(左)兔岳、聖岳、上河内岳、茶臼岳 |
4:36 光小屋からの富士山 |
昨日の雲が嘘のように消え、晴れ渡っている。小屋の前からは、富士山、南アルプス稜線が姿を現し、駿河湾辺りも見えている。 |
5:10 食事は、途中でとることにし、とりあえず小屋を出発し、展望が期待できるイザルヶ岳を目指す。 5:25 イザルヶ岳に。ここは、主稜線から少し外れた小高い頂で、樹木のない広い山頂で、360度の展望が広がっている。富士山、南アルプス、中央アルプス、北アルプス、さらに昨日登った光岳と光小屋が見える。 イザルヶ岳から戻って少し下った水場で水を補給し、易老岳を目指す。 8:00 易老岳に。朝食後、茶臼岳方面の稜線を2,315m峰付近まで散策し、再び易老岳に戻る。 9:30 易老岳を出発し、易老渡に至る尾根を下って行く。 11:40 面平で昼食とし、13:35 ようやく易老渡に到着。下る途中でタクシー会社と連絡がとれたお蔭でタクシーは既に我々を待っていた。一昨日に宿泊した旅館で、車を拾い、今日の宿泊ホテルに向かう。 |
4:48 光小屋から(左)上河内岳 | 4:48 光小屋より 駿河湾方面 |
5:02 光小屋を出発 | 5:08 標高約2,525m |
5:18 標高約2,510m |
5:27 イザルヶ岳からの富士山 | 5:28 イザルヶ岳 標高2,540m |
5:34 イザルヶ岳からの中央アルプス |
5:37 イザルヶ岳からの光小屋と光岳 |
6:01 標高約2,470m | 6:05 標高約2,450m |
6:05 標高約2,450m |
10:48 標高約1,925m | 11:12 標高約1,835m |
12:18 面平標高約1,460m | 13:35 易老渡標高約905mに到着 |
宿泊のハイランドしらびそ | 18:06 ホテル 夕食 |
2017.08.06 後泊の朝 信州遠山郷〜富山 曇り |
7:50ホテル前より (左)大沢岳、中盛丸山、兔岳、聖岳 |
7:51 ホテル前より (左)兔岳、聖岳 |
7:04 ハイランドしらびそ 朝食 | 13:09 平湯 穂高荘倶楽部 昼食 |
2017.08.27 奥大日岳(2,605m) 快晴 |
12:33 頂上付近 ハクサンイチゲ越しの剱岳 |
光岳から帰ってきて以来、天候不順の日が続いていた。8月最後の週末にようやく晴れの予報が出ている。土曜日は仕事のため、日曜日にアルペンルートを利用して出かけることに。立山は、混雑が予想され、奥大日岳を目指した。6:00頃立山駅付近に着くと、砂防博物館側の河川敷の駐車場は既に満車でロープがかかっていた。切符売り場も凄い行列で、こんな混雑は経験がない。 しかし、7時発のケーブルにかろうじて乗ることができた。 これで8時過ぎには室堂を出発できる。 |
8:23 みくりが池 8:15 室堂を出発。多くの人が一ノ越方面に向かっている。室堂周辺では、花も終わって秋の装いに向けた準備といったところか。夏の暑さはなく快適な気温である。 今日は、よく晴れ渡り、頂上に至るまで周囲の山々がすっきりと見渡される。 11:40 奥大日に着き、少し降った所で昼食とした。正面に剱岳、振り返ると槍・穂高から薬師岳に至る峰々が見えている。風もなく、暑くも寒くもない位置に陣取り、贅沢な時間を過ごす。 16:00 室堂に戻ってくると長いバス待ちの列ができており、現実の世界に引き戻されてしまった。 |
8:15 室堂付近 秋を感じさせるチングルマ |
9:23 標高約2,300m 剣御前からの稜線への登り |
9:25 標高2,315m (手前)雷鳥沢 浄土山 |
10:30 標高約2,430m 雷鳥 | 11:05 標高約2,500m (奥)大日岳 |
11:22 標高約2,560m 鍬崎山の向こうに白山 |
11:32 標高約2,590m より 槍・穂高、赤牛岳、笠ヶ岳 |
11:36 お花畑 標高約2,590m | 11:42 奥大日岳 標高2,605m |
12:30 昼を食べながら:頂上付近からの剱岳 |
13:14 標高約2,460m 剣御前に至る稜線が続いている |
SPRING-2 | SUMMER | AUTUMN | WINTER |
HOME | 過去一覧 | ヤマレコ スライド | インスタグラム | 写真の展示 |