2009年(平成21年) 春
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2009.03.8 白馬乗鞍岳(2,436.7m)(山スキー) 曇 |
栂池スキー場と小蓮華山 |
10:16 天狗原への登りから栂池自然園附近を振り返る 前日は、大学時代の友人との飲み会だったことからどうするか迷っていたが天気もよさそうで出かけることとした。白馬乗鞍岳は、私にとって春山の定番となった感がある。 昨年、入院後にロープウェイを使って白馬乗鞍岳に登っているが、今日の段階でロープウェイはまだ運転がされていない。栂の森ゲレンデからロープウェイ終点までは歩きとなるがその分人は少なく、静かな山歩きが楽しめる。約50分でロープウェイ終点駅の近くの成城大学小屋に到着。ゆっくりとしたペースではあったが、汗がにじんできたため、ここでアウターを脱ぐ。 → |
栂池自然園から天狗原までは、1時間強で到着。ここの登りは、ほんとうに気持ちがよく、毎年来たい、傾斜もほどよく、眺望もいい。 天狗原から頂上までは、約1時間の登りであった。頂上からの眺めは寒々と異様な美しさで別世界の感がある。 頂上で軽く昼食をとり、シールを剥がす。いよいよ滑降である。白馬乗鞍岳から天狗原への斜面は、気温も低く、ほどよい硬さの雪質のバーンとなっており、最高の状態で、ゲレンデのように滑ることができ、あっという間に天狗原に到着。この爽快感が山スキーの醍醐味だろうか。 スキー場に戻ってきて、帰る段になって雲が晴れ天気がよくなってきた。後ろ髪をひかれる想いで温泉に向かった。 |
11:50 乗鞍岳頂上附近からの白馬岳 | 11:50 白馬乗鞍岳頂上(2,436.7m) |
12:15 白馬乗鞍頂上附近 | 12:17 乙妻山、高妻山 |
12:25 白馬乗鞍岳中腹より天狗原を見おろす | 12:25 白馬乗鞍岳からの滑降を振り返る |
12:33 天狗原からの眺望 (左から)八方尾根と唐松岳 |
2009.03.21 山ノ神尾根(山スキー) 晴れ |
左から(白馬三山)鑓ヶ岳、杓子岳、白馬大雪渓、白馬岳 |
10:16 栂池自然園附近からの白馬鑓ヶ岳、杓子岳 2年前、天狗原から親沢を滑降し、白馬乗鞍スキー場を目差したが、雪渓の具合で途中までしか滑ることができず、急遽、尾根まで登り返し、ようやく栂池スキー場へ辿りついたことがあった。 再度このコースをやりたいと2月には、若栗の頭まで逆コースで登って下見をするなど機会をうかがっていた。3連休の真ん中のみ晴れそうだということで前回の同行者野村氏を誘って出かけることとした。 朝5時30分に自宅を出発し、栂池スキー場には、7時30分に到着。8時のリフト運転までには十分時間があるはずであったが、もう既に駐車場はほぼ埋まっており、ようやく駐車することができた。さすが3連休である。 混んではいたが、ゴンドラ、ロープウェイと乗り継ぎ、終点駅(自然園)を9時に出発。 → |
天狗原には、10時頃に到着し、山ノ神尾根の取り付きに向かう。山ノ神尾根手前は、親沢の源流が突き上げており、滑らかな気持ちのよさそうな斜面が下へ続いている。滑りたい誘惑を抑え尾根を忠実に辿っていくこととした。ここから若栗の頭までは、多少のアップダウンがあるものの気持ちのいい斜面となっている。途中でシールを剥がし山スキーを楽しむ。約2時間で若栗の頭に到着。 ここで軽く昼食をとり、昼食後白馬乗鞍温泉スキー場を目差す。しかし、少し下ったところで異変に気づく。間違った尾根を滑っていることに気がついた。再び若栗の頭まで引き返し、気を取り直して滑り始めた。スキー場には、13時20分に到着。 白馬乗鞍スキー場にスキーの板を残し、栂池スキー場まで、徒歩で戻ることとした。20分から30分位であったろうか。車で再度白馬乗鞍温泉スキーに戻りスキー板を回収。白馬アルプスホテルの日帰り温泉で汗を流し、帰路についた。 2年前と違って余裕の気持ちのいい山行となった。 |
9:40 天狗原への登り | 10:05 左から鹿島槍、五竜岳、唐松岳 |
10:14 手前から 八方尾根、鹿島槍ヶ岳 | 10:42 手前から親沢源流、山ノ神尾根 |
10:49 山ノ神尾根からの白馬乗鞍岳 | 11:14 山ノ神尾根からの白馬乗鞍岳 |
12:36 白馬乗鞍スキー場と妙高山 | 13:18 若栗の頭からの滑降 |
2009.04.5 小佐波御前山(745.2m) 曇 |
8:23 小佐波御前山 山頂 |
今日は、次週(唐松岳)に備えたトレーニング。 北朝鮮がミサイル発射を予定している関係で今日の可能性が高い。危機管理の都合上11時には、自宅へ帰りたいという事情があった。時間的にも手ごろで、携帯の電話が通じる。 カンジキを持っていったが雪はほとんどない。登り口にカタクリの花が咲いている。下山してくるとこれから登ろうとする何組かの夫婦ずれとすれ違った。 |
2009.04.11 唐松岳(2,696.4m)(山スキー) 快晴 |
9:25 八方尾根を行く 正面 不帰の嶮 |
7:15 国道からの八方尾根 唐松岳、不帰嶮 ここ1週間程天気が安定し、今朝も国道沿いからくっきりと後立山の峰々が見渡すことができる上々の天気。 ことしも唐松岳から滑降したいと密かに冬からスキーや山行でトレーニングもし、照準を合わせ天候の状態をうがっていた。 朝5:20に自宅を出発し、八方スキー場には、7:30に到着。ゴンドラ駅は、スキーシーズンとは違ってそれほど込んではいない。山スキーの他にゲレンデスキー組も結構いるようだ。8:00過ぎにゴンドラに乗車することができた。ゴンドラとリフト2本を乗り継ぎ、八方池山荘に到着。スキーのシールを取り付けるなどして8:45に出発。 歩き始めから凄い景色が広がっており、快適な尾根歩きが堪能できる。時間をかけ綺麗な白い雪面をスキーで歩くのはほんとうに気持ちがいい。周りの景色に見とれ写真を撮るなどしていたが、1時間経過後には、八方池を過ぎた地点まで来ていた。 → |
丸山ケルンには、10:45に到着し、スキーを脱ぎ本日デビューのアイゼンを装着。軽くて装着にも時間がかからない。まずまずの感触で靴にフィットしている。雪面もしっかりグリップしているようだ。 頂上小屋附近の稜線にでると立山連峰、特に剱岳の勇姿が目に飛び込んでくる。この変化が面白い。 頂上に着いたのは、12:10であった。360度の展望に加え、今日は珍しく風も強くない。従ってそれほど寒くもない。こんな条件のいい時はめったにない。軽く昼食をとり、下山を始めた。丸山ケルンでスキーを履きいよいよ滑降。アップダウンのある尾根を忠実に辿る必要はなく、最短の直線を滑り込む。少し雪が重たいが十分にターンができる。 15:00前には、ゴンドラ乗り場に到着し、久しぶりに「ホテル白馬」の温泉で汗を流した。風呂は、終始私一人の貸切であった。 |
9:18 八方尾根を行く 正面 不帰嶮 | 9:23 五竜岳 |
9:41 左から 鹿島槍ヶ岳、五竜岳 | 9:55 八方尾根 前方丸山 |
11:03 丸山ケルン附近からの五竜岳 |
10:49 丸山ケルン附近からの唐松岳 | 12:20 唐松岳頂上からの剱岳 |
12:36 唐松岳頂上からの頂上小屋 | 13:18 頂上小屋附近からの唐松岳 |
12:58 唐松岳頂上小屋附近からの剱岳 |
12:58 頂上小屋附近から八方尾根を振り返る | 13:56 左から鹿島槍ヶ岳と五竜岳 |
14:07 八方池附近からの不帰嶮 | 14:10 白馬三山 |
2009.05.5 針ノ木岳(2,820.6m)(山スキー) 曇り |
7:15 (大沢小屋附近より)針ノ木雪渓と針ノ木岳・蓮華岳稜線 |
6:30 扇沢 針ノ木岳登山口 以前から滑ってみたいと考えていた針ノ木雪渓。天気は期待できなかったが出かけることとした。 朝3時20分に自宅を出発し、途中白馬のコンビで朝食を摂り、6時に扇沢に着いた。早速準備をし、6時30分針ノ木岳登山口を出発。駐車場はアルペンルート利用者などの車でいっぱいであった。最初は登山道ではあるか゜、途中アルペンルートと交差しており、登山道を探しながら進み、7時20分頃大沢小屋。 針ノ木雪渓、マヤクボ沢出合いまては、小屋から約2時間。ガスがかかって分岐が確認しにくい。夏は、針ノ木雪渓を進み針ノ木小屋の鞍部に出るコースとなっている。 傾斜が急となるマヤクボ沢を直登し、1時間程で傾斜の緩やかな2,600m附近に着いた。滑降には、ここから上の斜面がもってこいである。 → |
ここから1時間弱で蓮華・針ノ木岳からの稜線に出る。稜線からこぶをひと登りで針ノ木岳には、出発から5時間の11時30分に到着。しかし、周囲の景色は望めなかった。眼下の黒部湖も姿を見せてくれない。写真を撮りに来年度再度挑戦したい。 この日、ピークを目差したのは、4〜5人と思われるが、スキーを目的に雪渓を詰めてきたグループもあった。マヤクボ沢を滑降していると5人ほどのスキーのグループが降りてきた。頂上から約2時間で登山口に着いた。スキーの威力は大きい。大沢小屋からの帰り道でフキノトウを採っていなければもっと早く着いたはずである。 扇沢からの帰り大町温泉郷の「薬師の湯」で汗を流した。 |
8:50 大沢小屋から続く雪渓 | 10:34 雷鳥 |
10:40 針ノ木小屋附近の鞍部と蓮華岳方面を望む | 11:45 針ノ木岳頂上(2,820.6m) |
12:35 針ノ木雪渓の滑降 | 12:35 マヤクボ沢出合い附近より |
2009.05.9 白鳥山(1,286.9m) 晴れ ワンダーフォーゲル部山行 |
白鳥山頂上直下の下り |
白鳥山登山口(坂田峠) 過去、白鳥山には山スキー(3月)で2回、4月に1回、10月に1回、今日で5回目となる。 今日は、クラブの行事であったが、天候が安定しており、のどかなハイキング的な山行となった。 2月以来、白と青のコントラスト、まさに銀色のシーズンともいえる写真が多かったが、緑や赤といった春の息吹を感じさせるものとなった。新緑の若葉は目と心によく沁みる。 → |
朝7:00に立山ICを出発し、上路の集落を経て白鳥山登山口には、8:00頃に到着。準備をして、8:10に出発。 1時間余り登った時点で一旦下りとなるが、この標高900m辺りから残雪が現れる。残雪の上を登っていくとやがて視界が開け、黒姫山、妙高山、後立山の峰々が姿を現す。気持ちのいい雪上の登りである。 頂上には、登山口から3時間弱の11:50に到着。腰を下ろしゆっくりと昼食をとる。 集合写真を撮って、11:50に頂上を出発した。下りははやく登山口には、13:15に到着。 帰りに、朝日町「らくちーの」で汗を流し帰路についた。 |
8:41 新緑の登り | 9:05 山桜 |
9:08 ショウジョバカマ | 9:37 雪渓の登り |
10:28 後立山の稜線を背景に雪渓を行く | 10:46 頂上にある小屋が見えている |
11:34 犬ヶ岳と(奥)朝日岳方面 | 白鳥山頂上(1,286.9m) |
11:56 白鳥山からの下り | 12:10 タムシバ |
2009.05.23 唐堀山(1159.5m) 曇 |
9:53 唐堀山の登り 5/23は、猫又山(山スキー)を考えていたが、天気がそれ程よくないため、ススタケ採りにとって今が旬の唐堀山に変更した。一人で午前中に帰ってくることとしていたが、妻は、平成16年に行った唐堀山におけるススタケの写真を見て心が揺れ動いたのであろう、同行したいということになった。 自宅を6時20分に出発、国道41号線から360号線へと進み、加賀沢トンネル附近に到着したが、ここから登山口へ分岐する道が通行止めとなっている。この奥のもう一つの登山口を探しに加賀沢トンネルを通過し小豆沢の部落に到着、ここの民家で登山口を尋ねる。その情報によれば、加賀沢トンネルの中間地点で外に通じるドアがあり、そこから外に出ると登山口まで行けるとのことであった。 → |
情報は、得てはいるもののいろいろ迷った末、ようやくJR高山本線がトンネルに入る直下の登山口にたどり着いた。時計を見ると8:00であった。 最初は暗い登山道を黙々と進む。最初の鉄塔に着いたのは、1時間後であった。 頂上に着くとなんと勤務先の見慣れた5人と出会う。既にススタケ採りに夢中で、登山口は、ネットで調査済とのことであった。 頂上附近におけるススタケは、登山途中で採取したものとは違い、太いススタケが多数ある。しばし山菜取りに夢中となる。これだけ平坦な場所で多数取れる山は滅多にない。その後、昼食をとり、12:00頂上附近を後に下山を始める。 ススタケの他、ふき、よしな、ウドなどの収穫があった。自宅に到着後、後処理をし夕食の準備を行う。今日は、山菜尽くしの食卓となった。 |
ゆであがったススタケ | 朴葉味噌にススタケ、牛肉、シイタケ、豆腐など入れて |
ウドの酢味噌和え、よしなのさざなみ昆布付け、ふきのいためもの | 翌日 ススタケの昆布締め、ホイル焼き、味噌炊き |
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