2011年(平成23年) 春
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2011.03.19 人津谷乗越(山スキー) 曇り後l晴   

12:05 (左から)立山山麓スキー場、人津谷、大辻山

 
日 時 2011年3月19日(土)
同行者 高松
7:00 千寿ケ原 車止め地点出発 
7:30 人津谷入口出発
9:00 水門
11:30 人津谷乗越(文登研小屋)
12:00 文登研〜雪見平中間点
13:50 水門
14:30 人津谷入口
 
 2週続けて土日が仕事であったため、久しぶりの山行となった。その間、ニユージーランド地震対応への支援のため外国語専門学校事務所での泊まり込みや早朝出勤など精神的に疲れがたまっている。こんな時は、山に出かけ汗をかくのが一番である。登り5時間も歩けば気持ちはすっきりリフレッシュできる。
 本日は、目標として前大日岳と決めていたが、人津谷入口で同行者のカンジキの沈み具合から、スキーはそうでもないが、今日は苦戦しそうな予感があった。前々日まで平地でも雪が降っていたので、山間部でも積もったはずである。
 人津谷を時間を限って進もうということとした。水門を過ぎ、対岸に渡るべく雪のブリッジを渡ったところで、同行者に疲れの色がでてきており、先に進んでくれとのことであった。12:00を限度として引き返すこととした。
 11:30文登研小屋に到着し、ようやく早乙女の稜線が見えだしてきた。だが、約束の12:00まで時間がない。すぐに雪見平目指してステップを切る。雪見平まで行けば視界が一気に開け、立山方面が望めるが、最後の登りを残してここでシールをはずし引き返すこととした。前大日岳までは遠かった。
     
 
    7:35 人津谷入口  

 12:30同行者と合流し、昼食とする。お湯を沸かしてもらっていたため、早速カップ麺をつくる。
 今回の山行を通して、同行者には山スキーの有効性を伝えたかったがどのように感じてもらえたろうか。



* 人津谷コースは、文登研を経て前大日岳、早乙女岳、大日岳へと続く積雪期における登山技術の講習を行う定番のコースである。学生時代から何度となく来ており、18年5月には、日帰りで早乙女岳まで登っている。

8:00 人津谷を行く 11:30 人津谷乗越より 

11:35 人津谷乗越 文部科学省登山研修所 11:50 文登研から雪見平への登り
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2011.04.3 唐松岳(山スキー) 曇り後l晴   

13:03 唐松岳頂上小屋付近からの剱岳

 
日 時 2011年4月3日(日)
5:30 自宅出発 
7:20 八方スキー場駐車場着
9:00 八方池山荘出発
10:05 八方池上部
11:50 丸山ケルン
13:00 唐松岳頂上小屋
14:00 八方池
15:00 八方池山荘
 
 ここ何年か、決まってこの時期に唐松岳に出かけている。ちょうどこの時期に晴れることが多く、精神的には、気忙しい年度初めではあるが、晴れの日に当たれば、必ず来てよかったと実感できる山である。事前の予報では、晴れと曇りで絶好の天気は期待できなかった。案の定、リフトから降りての歩きはじめは、視界の利かないガスの中であった。視界が利きだしてきたのは、八方池を過ぎたあたりからで、視界がひろがってくる瞬間というのは、神秘的で、すっきりとモチベーションが上がってくる。
 しかしながら、日本付近には寒気が入っているようで、山は冬そのものであり、また、最近、雪が降っていないらしく、斜面は固く、早々とアイゼンでの歩行に切り替えた。
 体調があまり良くなかったせいか唐松岳頂上小屋付近で13:00となり、また、ガスが覆ってきたため、頂上へはすぐそこであったが、早々に引き返すこととし、帰路を急ぐ。
  
 
    10:00   八方池上部、視界が利きだしてきた

 斜面は、ガリガリのところが多くなっていたが、快適な斜面もあり、はやく降りてくることができた。
 14:00雪で覆われた八方池に到着し、周囲の山を眺めながら、遅い昼食をとる。天気がようやく安定したみたいで快晴である。この尾根は、晴れていれば最高の景色を堪能できる、日本でも数少ないコースと思っている。後立山・立山連峰、戸隠・妙高などの山系などが広がっている。
 ゴンドラリフトから降りると、暖かくはないが、そこはまさに春の気配であり、冬から春へのトンネルをくぐってきたようだ。
 車でホテル白馬へ向い、 しろうまの湯で汗を流し、家路につく。

 

10:50 五竜岳 11:10 (左)妙高山、乙妻山・高妻山 

12:00 丸山ケルン付近からの唐松岳と不帰嶮三峰 12:40 唐松岳へと続く尾根

13:12 唐松岳頂上小屋付近からの五竜岳

14:30 白馬三山(左から)鑓ケ岳、杓子岳、白馬
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2011.04.30 福地山(1,671.7m) 曇り  

11:05 福地山山頂にて 槍・穂高をバックに

 
日 時 2011年4月30日(土)
同行者 高松、大懸、鶴巻
7:00 集合場所 富山県総合運動公園出発 
8:55 福地温泉 登山口出発
9:50 第1展望台(1,381m)/10:20 第2展望台
10:40 第3展望台(1,559m)/10:55  第4展望台
11:05 福地山頂上(1,671.7m) 昼食
11:55 頂上 出発
12:30 憮然平(第1展望台付近
13:05 登山口
 4月3日唐松岳に登って以来、選挙事務や町内行事等で山行ができない日が続く。山スキーに戻るには、トレーニングが必要だ。5月21日、福地山山行の幹事となっており、4月30日に晴れの予報が出ていたことからトレーニングを兼ねて下見登山を計画し、何人かに声をかけた。4月から全国市長会に勤務となったTさんも帰省していたため、参加することに。
 朝、外に出ると風が強く、天候が崩れてくる典型的な雲行きとなっている。富山県総合運動公園駐車場にて合流し、福地温泉にある登山口に向かう。
 登山口から約1時間は、少し急な登りで木々の間から福地温泉が見えているものの見通しの利かない道を黙々と歩く。 9:50約1時間で第1展望台に着く。曇り空のなかではあるが、槍・穂高の山並みがそびえ、正に展望台であった。暫し休憩して少し進み篠原憮然の石像のある憮然平を通過する。
 10:20 第2展望台を過ぎ、さらに少し登ったところからも槍・穂高の展望が広がっており、シヤッターを切る。
 10:40 第3展望台は、眼前に焼岳がせまり、凄い迫力である。 ここから一旦下って、すこし進み、第4展望台に。ここからは、乗鞍岳が見えている。
 11:05あっけなく、山頂に着き、集合写真を撮ってもらい、昼食とする。仕事や山の話など楽しい時間となる。
 
 
 
    9:50 福地温泉街と槍・穂高が見えてきた  
 
 帰りは、約1時間10分でおりることができたが、温泉街を目の前にして雨が降り出し、駆けるように下りる。車に乗ったところで雨足が強くなり一安心。 
 福地温泉から登る山は、ずっと以前から認識はしていたが、富山から遠いこともあり、積極的に登ろうという意識はなかった。登ってみて、手軽な、この槍・穂高のパノラマコースは、意外とおすすめのコースであった。眺望を楽しむなら、視界がすっきりと利く、初冬か積雪期がいいのかもしれない。

  * 福地温泉は、平湯、新平湯温泉と趣がことなり、人里離れた奥座敷といった風情で料金設定も高い温泉街となっている。なかなか日帰り入浴先を見つけるのが困難で、結局、福地温泉から少し離れたホテル「焼岳」で、1人500円で入浴することができた。 高級ホテルで、露天風呂もいろんな種類があり、奥が混浴となっている。 

8:55 福地山登山口出発 9:30 単調な登り 

10:00 憮然平(1,380m付近) 篠原憮然石像 10:07 第2展望台目指して

10:33 槍・穂高連峰

10:40 (第3展望台)焼岳が眼前に

11:08 頂上から薄く映る笠ケ岳をバックに 11:30 山頂にて

11:55 福地山を出発 (正面)焼岳
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2011.05.03 金剛堂山(1,637.9m) 曇り   

9:40 雪渓の尾根を詰める

 
 10:20
 
頂上で、昼食をとっていると、偶然にも、いつも一緒に山に登っている野村さんに会い驚く。家族と登りにきたとのこと。
 3人が頂上まで登り、無事登山口まで下って来ることができたことで気が楽になった。
 帰りに寄った天竺温泉も初制覇らしい。
     
日 時 2011年5月3日(火)
同行者 妻、竹内、市田
7:00 八尾ゆめの森ゆうゆう館出発 
8:10 登山口出発
10:10 1,451m峰付近
11:40 金剛堂山(1,637.9m)、昼食
12:45 金剛堂山出発
13:25 1,451m峰付近
14:30 登山口
 
 福地山(4/30)における軽めのトレーニングができたため、3連休は、山スキーを考えていた。が、結局は、妻と職場のTさんとその友人で出かけることになった。私以外は、金剛堂山は初めてとのこと。気がかりは、3人の体力と雪への対応であった。雪の状態は、福地山から考えると、標高1,200mあたりからと考えていたが、日当たりの関係もあり登山口から雪に覆われていた。 しかし、沢を渡り夏道に取りつくと雪は消えている。再び残雪が現れたのは、標高約1,000mの杉林付近からで、頂上まで続いていた。この時期とすれば、雪の量は多いと思われる。 
 
道のない所を歩くのは、心配そうな3人であったが、慣れるにつれ、わかりやすい広い尾根は、見通しもよく自由に進路が取れるので気持ちのいい山行ができたはずと勝手に思っている。
 
下りの時などは、慣れて靴で滑りながら下る楽しみも体感したようだ。

9:53 10:48 金剛堂山遠望 

11:12 頂上が近くに見えてきた 11:43 山頂からの展望

11:58 金剛堂山山頂にて
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2011.05.21 福地山(1,671.7m) 曇り後晴れ  ワンダーフォーゲル部山行

13:15 新緑の中を

 
日 時 2011年5月21日(土)
参加者 高松、宮中、大懸、船本、山本、小川、長谷川、細川(2人)、谷村
7:00 集合場所 富山県総合運動公園出発 
8:45 福地温泉 登山口出発
9:55 第1展望台(1,381m)/10:35 第2展望台
10:40 第3展望台(1,559m)/11:10  第4展望台
11:20 福地山頂上(1,671.7m) 昼食
12:20 頂上 出発
12:50 第1展望台付近
13:40 登山口
 
 週間天気予報は、晴れと曇りの予報が出ていたものの、当日の予報を見ると曇りで、天気が崩れてくるとのことで、集合場所に向かう途中もなんだかすっきりとはしない空模様である。
 4/30の下見登山の時は、雪渓が多く残り、木々も葉を落としたままの冬の状態であったが、あれから3週間、雪渓は完全に消え、新緑の若葉が芽吹きだしたところで目や心に気持ち良くしみ込んでくる。季節は確実に移っている。
 7:00富山県総合運動公園駐車場にて合流し、3台の車で福地温泉にある登山口に向かう。
 8:45登山口を出発するが、歩き出してしばらくしたところで、化石を採取している方に出合い、化石の話を聞く。貝の化石が見えていると解説に聞き入る。その昔この辺は海で、ここが隆起したとのこと。地図を見るとこの辺は化石の産地らしい。    
 
    10:13 第2展望台を目指して  
  9:55新緑の中を約1時間で第1展望台に着く。薄らとではあるが、槍・穂高の山並みが見てとれる。
 10:40 眼前に焼岳が望める第3展望台に到着し、写真やオレンジなどで暫し休憩。 ここから一旦下って、すこし進み、第4展望台に。ここからは、乗鞍岳が見えている。
 11:20山頂に到着し、集合写真を撮ってもらう。風もなく、のどかな大勢での昼食は、楽しい。昼食後に周囲の山を眺めると、朝よりも幾分くっきりと山並みが見えている。 
 帰りは、12:20に頂上を出発し、約30分で第一展望台までくだり、日陰で休憩する。
 13:40無事に登山口まで戻ると、みんな登山を振り返って福知山のコース案内の看板に見入っている。
  登山後の楽しみは、何と言っても温泉であり、前回下見に来た時と同じホテル「焼岳」で、汗を流し、道の駅で土産を買って帰路についた。  

10:57 第3展望台からの焼岳 11:24 福知山山頂 

11:46 昼食の時間 12:08 笠ケ岳

12:09 槍・穂高連峰

12:20 槍・穂高を見ながら頂上を後に

12:20 頂上からの焼岳 13:45 登山口にて登ってきた軌跡を振り返る
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