2008年(平成20年) 夏
SUMMER SUMMER2  AUTUMN  WINTER 2008年の記録 

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2008.06.1 大日岳(2,501m) 

大日岳附近からの立山  右端 大日小屋


           新緑と大日岳

 昨年の6月中旬、久しぶりに雪の大日岳を目指したが、稜線直下で雪渓が切れてしまっており、時間もなくなってきたことなどから、頂上は踏めなかった。今年は5時に自宅を出発し、桂台のゲートには、6時前に到着したが、ゲートが開くのは7時とのこと。6時から開くのは、7月からとある。がっくりきたが、車の中で仮眠をとる。
 牛の首を少し過ぎたあたりからもう雪渓である。今年は雪が多い。
日時 2008年6月1日(日) 
4:50 自宅出発
7:10 称名駐車場出発
8:30 牛の首
9:30 大日平
12:30 大日岳頂上(2,501m)
13:00 大日小屋 出発
13:55 大日平小屋
15:45 称名駐車場
  
 
大日平の少し手前から弥陀ヶ原、薬師岳、立山と視界が開ける。また、新緑に映える残雪の白さがまぶしく光っている。大日平からは、黙々と雪渓を詰めていく。本日、この広い雪渓に取り付いてるのは、3人のみであった。
 頂上に着くと、小さな石室の中に小さな仏像が安置されおり、おもわず手をあわせる。一昨年は無かったので、昨年のことと思われる。周囲に目をやると少し雲がかかり、視界は、すっきりとはしないが、毛勝、剱岳、奥大日岳、立山、薬師岳、早乙女・前大日岳の稜線等抜群の展望である。十分に景色を堪能し、大日平へと引き返した。

大日平への木道と立山方面の眺望 (大日平)大日岳への雪渓 

大日岳への雪渓 (大日岳中腹より振り返る)大日平、弥陀ヶ原、鍬崎山 

大日岳稜線直下の登り 大日岳頂上(2,501m)の大日如来? 

大日岳頂上よりの 立山 大日岳頂上よりの 剱岳  
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2008.06.14 鍬崎山(2,089.7m) 曇り後晴

鍬崎山からの大日岳、剱岳、立山連峰


           鍬崎山

 昨年の6月に続き、今年も目指すこととした。前日の天気予報では、曇り後晴れであったが、朝起きてみると曇に覆われており、天気は期待できそうにない。トレーニング山行と位置づけて出発。重いカメラも自宅に置いてきた。
 大品山を過ぎた頃からすこし空が明るくなってくる。
日時 2008年6月14日(土) 
5:10 自宅出発
6:10 ゴンドラ山頂駅出発
7:10 大品山
8:30 クサリ場
9:30 鍬崎山頂上(2,089.7m)
10:20 クサリ場
11:25 大品山
12:20 ゴンドラ山頂駅
  
 
鍬崎山の中腹にさしかかるあたりで振り向くと下は、雲海となっており、月初めに登った大日岳、立山弥陀ヶ原の眺望がくっきりと見え出してきた。頂上からの展望が期待できそうだ。
 アイゼンを持って行ったが、頂上まで雪渓を歩くことはなかった。頂上に着くと、薬師岳、北ノ俣岳の勇姿が目に飛び込んでくる。有峰湖も見える。また、なんと言っても剱岳が見えるとは新しい発見である。また、雲海がちょうどいいアクセントになって素晴らしい絶景にめぐり合うことができた。

(鍬崎山中腹)遠方 毛勝三山 鍬崎山頂上有峰湖 

鍬崎山頂上大日岳、剱岳、立山連峰 鍬崎山頂上雲海

鍬崎山頂上 後方薬師岳 (大品山附近)新緑 
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2008.07.19 白山(2,702.2m) 


           御前峰と剣ヶ峰

 土日の勤務が3週間続き、約1か月ぶりの山行となった。自宅から登山口まで車で2時間。登山口は、たくさんの車で埋まっている。もう夏山本番といった風情で多くの方が白山を目指している。出だしはブナ林の木々の中を黙々と歩く。日差しが強いのでそのほうがありがたい。やがて、御前峰と剣ヶ峰の2つのこぶが姿を現し、ほどなく大倉山の避難小屋に到着。約2時間の行程。
 避難小屋からの約1時間がつらい登りであるが、ハクサンフウロ、クルマユリ等の高山植物が多く咲いている。ほどなく道は平坦となり、室堂センターが見えてくる。
日時 2008年7月19日(土) 
5:00 自宅出発
7:20 大白川温泉登山口(1,260m)出発
8:20 登山口より2km/6.9km
9:15 大倉山避難小屋(2,038.6m)(4km/6.9km)
10:20 登山口より6km/6.9km附近
10:40 室堂センター
11:15 白山頂上(2,702.2m)
12:10 室堂センター出発
13:10 大倉山避難小屋(2,038.6m)着
13:55 登山口より2km/6.9km
14:45 大白川温泉登山口
18:10 大白川温泉「しらみずの湯」で入浴後 自宅着
  
 
室堂センターからは、石畳の道を30分程度で頂上へ。別山、大汝峰、遥か北アルプの山々を遠望し、室堂センターへ戻った。
 昼食をとって早々に下山を開始したが、運動不足のせいか、大倉山を過ぎた頃から膝にきてしまい、時間をかけて下ることとした。平瀬温泉附近の国道に道の駅ができておりその隣の「しらみずの湯」で汗を流し、帰路についた。

ミヤマキンバイ (平瀬道)室堂センターが見えてきた 

室堂附近からの別山 (白山中腹より振り返る)室堂センター 

白山(御前峰)山頂 大汝峰

室堂センターより振り返る白山 白水湖と登山道  
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2008.07.26 四阿山(2,354m)、根子岳(2,207m) 


      根子岳頂上附近から振り返る四阿山

 平成19年2月、ヘリコプターで根子岳に登り、そこからスキーで滑降。頂上での景色は、遠く北アルプスが一望できるなど素晴らしく、以来、季節を変えて登る計画をあたためていた。
 今回は、花の時期で、四阿山〜根子岳のコースを歩くこととした。 
日時 2008年7月26日(土) 
同行者  妻、次女
5:05 自宅出発
8:30 菅平牧場管理事務所登山口出発
9:40 1,917m附近
10:10 四阿山高原への分岐点
10:25 中四阿山(2,106m)附近
11:30 四阿山、根子岳分岐点
11:45 四阿山(2,354m)
12:40 四阿山、根子岳分岐点で昼食後出発
13:40 根子岳頂上附近の岩場
14:10 根子岳(2,207m)
14:30 根子岳出発
16:00 菅平牧場管理事務所登山口 着
 
 
標高約1,600mの菅平牧場管理事務所登山口までは、富山から車で約3時間。根子岳と四阿山へのルートがここで分岐しており、まず四阿山を目指すこととした。強い日差しの当たらない樹林帯のなかを1時間ほどで1,900m
地点に到達。ようやく視界が開け、四阿山、振り返ると菅平スキー場が見えてくる。さらに1時間程で中四阿山附近に到着。四阿山、根子岳分岐点には、11時30分に到着。ここから頂上までは、15分程であった。
 分岐点にもどりそこで昼食をとることとした。四阿山、根子岳の鞍部は、広い笹原でさえぎるものがなく、実に心地いい。程なく根子岳に到着し、小休止。根子岳からは、一直線で牧場登山口を目指す。乾いた喉に牧場での牛乳は最高であった。

 車で今夜の宿、四阿山高原ホテルに向かった。

菅平牧場管理事務所登山口 1,917m附近中四阿山、四阿山が見えてきた 

クルマユリ ハクサンフウロ

中四阿山を目指して (中四阿山附近)菅平スキー場方面 

ホタルブクロ ()四阿山を目指して 

根子岳、四阿山の分岐 分岐点附近からの根子岳 

四阿山頂上(2,354m) 四阿山、根子岳の鞍部 

根子岳頂上から仰ぐ 四阿山 (根子岳頂上附近)正面 登ってきた四阿山の尾根
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2008.08.3 奥大日岳(2,605.9m) 

奥大日岳稜線からの、剱御前、別山、真砂岳


           剱岳、雷鳥沢

 1週間後の槍ヶ岳山行のトレーニングとして年間計画として考えていた奥大日岳を目指すこととした。槍ヶ岳参加者等に声をかけ計3名での山行となった。金曜日の天気予報では、曇り一時雨であったが、前日には、晴れとなってきた。室堂に着くと上々の天気で視界もいい。立山駅の込み具合も、それ程でもない。
 奥大日岳へ向かう途中の雷鳥沢キャンプ場附近へは、何度となく来ているが、四方を山に囲まれたこの山域の持つ独特な雰囲気が好きである。家族でも2度テントを張って宿泊している。
日時 2008年8月3日(日) 
同行者 野村、鶴巻
5:10 自宅出発
6:20 立山駅 発
7:35 室堂 出発
8:30 大日岳方面登り口
8:55 新室堂乗越
10:05 カガミ谷乗越附近
10:55 奥大日岳頂上(2,605.9m) 
12:00 2,611mのピーク附近で昼食後出発
13:40 雷鳥沢キャンプ場
14:45 室堂 着
  
 
奥大日岳への稜線である新室堂乗越附近もお花畑と絶景の別天地である。ここまで来ただけでも十分価値があると思う。まして最高の天気であれば。
 頂上へはここからゆっくり歩いて2時間。途中から剱岳が見え出し、薬師岳方面を見れば、槍ヶ岳、水晶岳、笠ヶ岳の眺望も望める。頂上を少し下がったところでゆっくり昼食をとり、12時に下山を開始し、14時45分室堂に到着した。
 ほどよいトレーニングとなった。

チングルマ ハクサンイチゲ 

室堂乗越の登り 新室堂乗越立山、一の越、浄土山

(新室堂乗越)御前に続く稜線 (カガミ谷乗越附近)剱岳 

奥大日岳附近の稜線 奥が頂上 奥大日岳頂上(2,605.9m 
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