2007年(平成19年) 夏
 SUMMER AUTUMN  WINTER  2007年の記録 

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 2007.06.2 鍬崎山(2,089.7m) 晴れ


 駐車場附近からの 雷鳥バレースキー場 
  
 雪のシーズンに山スキーで登ったことはあるが、グリーンシーズンは今回初めて。大品山以降について、夏道が出来たことは聞いてはいたが、長い期間が経ってしまっていた。、昔からの登山道みたいにはいかないが、しっかりと藪等が刈られ整備されていた。雷鳥バレースキー場が県から富山市に移管され、市が力を入れているのは、立山山麓の通年観光で中でもトレッキングコースの整備。
 途中で一緒になった神戸と金沢の方は、なかなか身近ないい山だと感心している様子。 
天 候 晴れ 
6:20 自宅 出発
7:10 雷鳥バレー ゴンドラリフト
7:20 ゴンドラリフト駅 出発
7:50 瀬戸蔵山(1,320m)
8:25 大品山(1,404m)
10:55 鍬崎山(2,089.7m)
11:10 鍬崎山 出発
13:10 大品山(1,404m)
14:10 ゴンドラリフト駅 着
 
 大品山までは、森林浴、それを過ぎると、ゴンドラ駅からの稜線、鍬崎山、大日連山、立山等の山岳景観が素晴らしい。残念ながら、頂上ではガスがかかり薬師岳は望めなかった。
 しかし、高度もそこそこあり、トレーニングには、ちょうどいい。ゴンドラの駅から3時間半、少しハイピッチだったのかもしれない。帰りのコースについては、すべて下りではなく、アップダウンがあり、前半の疲れからか登りと同程度の時間がかかってしまった。
 下山の途中野村氏と出会ったのには、びっくりした。今日の朝、天候を見て登るのを決めたようだ

イワカガミ ショウジョウバカマ

新緑のトンネルを行く 鍬崎山の中腹より振り返るゴンドラ駅〜背戸倉〜大品山の稜線

鍬崎山への登山道 大日連山、大日平、弥陀ヶ原、立山の眺望

鍬崎山頂上附近の雪渓 鍬崎山頂上(2089.7m)
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2007.06.16 大日岳(2,501m)晴れ 稜線直下で断念   

  
 大日平附近から 大日岳  

 6月2日鍬崎山より大日岳を眺めていた時には、夏道は、雪ですっぽり覆いつくされていたが、2週間の間でかなり雪解けが進んだようだ。大日平を過ぎたあたりで雪渓が現れたが、雪渓の切れ目もあり、雪渓の続いているところを選んで稜線を目指した。
   
天 候 晴れ 
6:20 自宅 出発
7:25 称名駐車場 出発
8:40 牛首
9:35 大日平
12:50 頂上直下2,300m附近で断念
14:15 大日平(1,700m附近)
15:20 猿ヶ馬場
16:00 称名駐車場 着
 
 しかしながら、稜線直下で雪渓が切れており進退が窮まってしまい、時間も午後1時近で、頂上を目の前にしながら断念。雪渓の選定が悪かったようだ。
 ここ数年は、毎年大日岳に登っているが、雪渓のある時期は、久しぶりだった。
 

雲海に浮かぶ鍬崎山 大日岳中腹より 薬師岳

大日岳頂上附近から 薬師岳 大日岳頂上附近から 浄土山、獅子岳、弥陀ヶ原
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  2007.06.24大辻山(1,361m)

 
天 候 曇り 
7:20 自宅 出発
8:10 駐車場 出発 
9:10 大辻山(1,361m)
9:25 大辻山 出発
10:10 駐車場 着
11:10 自宅 着
  
大辻山からの剱岳、大日岳
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 2007.07.1 焼岳(2,455.4m)曇り    

  
 焼岳南峰〜北峰の稜線を望む   
  
   同行者 浅島、泉田、鶴巻、千田

 職場で焼岳登山を計画。昨年薬師岳の日帰り登山で縁のできた2人を加え、計5名で中ノ湯コースから焼岳を目指した。この時期、この標高であれば頂上附近に雪渓が想定されるが、活火山の山自体の熱のせいであろうか雪は消えてしまっている。
 天候は曇りで時折薄日が漏れるが、頂上からの展望は、残念ながら雲で遮ぎられ何も望めない。
   
5:40 自宅 出発
8:20 焼岳中ノ湯登山口 出発
9:10 1,890m附近
10:10 2,200m附近
10:55 焼岳(2,455.4m)
12:00 焼岳展望台(中尾峠通過の焼岳小屋附近)
12:40 昼食後 出発
14:45 上高地 帝国ホテル
15:20 中ノ湯登山口駐車場 着
 
 梅雨の晴れ間で文句も言えまい。
 テンションの高い約2名が終始大きい声を出しているが、ちょうどいい熊対策となった。頂上からの帰りは、反対の上高地へ下った。終盤にサルの大群に出会い、田代橋附近からは、急に観光客が増え上高地らしい景観となった。帝国ホテルから中ノ湯温泉までタクシーで戻り、秘湯の温泉で汗を流し帰路についた。

中ノ湯ルートから稜線に到達 焼岳頂上 

イワカガミの群生 焼岳からの中尾峠附近 右奥に焼岳小屋

上高地を目指して 田代橋附近
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  2007.07.28薬師岳(2,926m)

 
天 候 曇り後雨 
5:20 自宅 出発
6:50 折立 出発 
8:10 三角点(1,870m)
9:55 太郎平小屋
11:00 薬師平
11:40 薬師岳山荘
12:20 薬師岳(2,926m)
12:50 薬師岳山荘
14:00 太郎平小屋
15:30 三角点(1,870m)
16:20 折立 着
  
 天気予報は曇りで、頂上附近は状態が良くないだろうと思いつつも、1か月近くのブランクがあり、運動不足解消のため急遽、薬師岳を目指した。
ハクサンイチゲ(薬師平と薬師岳山荘間)

 太郎平を過ぎた頃から小雨となり、薬師岳山荘を過ぎると吹きさらしで風が強い。頂上で写真を2枚撮って早々に退散した。山の景色は望めなかったが今が盛りのお花畑が心を癒してくれた。

池塘とお花畑(薬師平と薬師岳山荘間) 風雨の薬師岳頂上 

チングルマの群生(薬師平と薬師岳山荘間) キジムシロ (薬師平と薬師岳山荘間)
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 2007.08.4〜6日 白馬乗鞍岳〜白馬岳〜清水岳〜名剣温泉
                                           ワンゲル部山行    

 2日目 8月5日 清水岳から白馬岳方面を振り返る


 白馬山荘 レストランにて 
  

 参加者 寺西、野村、宮中、村崎、中田、高松、
      山崎、鶴巻、千田、細川

 台風が、通過したにもかかわらずすっきりしない天候のなか、栂池自然園を出発。天狗原を過ぎる頃に雨が降り出し先週に引続きカッパでの登山となった。
 時間の短い大雪渓からのコースを選択せず、白馬乗鞍岳から白馬岳へと続く展望とお花畑の稜線は、私のこだわりであったが、雨に降られてしまった。
日 時 2007年8月4日(土)  
天 候 曇り後雨
5:46 富山駅 出発 糸魚川(7:00)からタクシー
8:55 栂池自然園(1,850m)出発
10:10 天狗原
11:20 白馬乗鞍岳(2,436.7m)
11:50 白馬大池山荘着 昼食
12:40 白馬大池山荘 出発
14:00 小蓮華山 
14:50 三国境
15:30 白馬岳(2,932.2m)
15:50 白馬山荘 着
 
 雨の中の山行でかなり身体が冷えてしまったが、山荘のレストランは、ほのかに温かく、この時期、生ビールがうまい。
 雨の山行の中でもお花畑は、見ごたえがあり、心を癒してくれた。特にハクサンコザクラ、コマクサの群生は、圧巻。
 

栂池自然園前を出発 天狗原と白馬乗鞍岳

チングルマ 撮影:宮中さん 白馬乗鞍岳への登り

白馬大池と山荘
雷鳥坂の登り

ハクサンコザクラ
白馬岳頂上(2932.2m)

 
日 時 2007年8月5日(日)
天 候 曇り後晴れ 
6:00 白馬山荘 出発
8:10 清水岳(2,603m) 
10:25 不帰岳(2,053.5m)
11:40 昼食後 出発
15:30 祖母谷温泉登山口 着
16:30 名剣温泉 着
   
 白馬山荘から清水岳、不帰岳へは、天候が回復したこともあり、展望もよく、雲上の今が盛りのお花畑を行く最高のコースである。また、清水岳方面へは、我がパーティともう一組のみであった。
 しかしながら、不帰岳を過ぎると蒸し暑い延々と続く樹林帯でかなり辛い。昼食が不帰岳附近だったので、祖母谷温泉までは、コースタイムどおり4時間かかって下山したことになる。なんとも凄いコースであった。このコースを登る女性の登山者1人と出会ったのには驚いた。
 
   コマクサ 撮影:鶴巻さん

祖母谷温泉登山口からさらに1時間程降り名剣温泉に到着。源泉かけ流しの温泉で汗を流し、宴会となった。  3日目、駅の階段等で筋肉痛に苦戦する者もいたが、1週間前の薬師岳のトレーニング効果であるか筋肉痛は、幸いなことになかった。
 

白馬岳から清水岳へのお花畑 清水岳から白馬岳の稜線を振り返る

清水岳より不帰岳を目指して 雲上のお花畑(清水岳から不帰岳への清水尾根にて)

左から杓子岳、白馬鑓ヶ岳、天狗尾根 ハクサンイチゲ

名剣温泉の露天風呂 山菜の天婦羅、イワナの塩焼き、刺身等  撮影:宮中さん

秘湯を守る会員の宿 名剣温泉にて トロッコ電車
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  2007.08.14吾妻小富士(1,707m)


 吾妻小富士(1,707m)  浄土平にて
日 時 2007年8月14日(火)  
天 候 快晴
吾妻小富士  松島と平泉を巡る家族旅行。松尾芭蕉が辿った奥の細道であれば、日本海を抜けるコースであるが、福島市内の桃狩りの後、磐梯吾妻スカイライン、レークライン、ゴールドラインの山越えをし、磐越自動車道 磐梯河東ICへ抜けた。

 吾妻小富士は、磐梯吾妻スカイラインの中間地点にある五色平登山口から約20分程度で、火口が口を開けるコニーデ型の小火山。
五色沼  赤沼、みどろ沼、青沼、るり沼など多数の湖沼の総称が五色沼。
   

吾妻小富士の火口 吾妻小富士の火口と吾妻山

五色沼毘沙門沼)からの磐梯山 レイクラインからの磐梯山
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 2007.08.25〜26日 剱岳(室堂〜剣沢〜長次郎雪渓)
                                              

 2日目 8月26日 長次郎雪渓 熊ノ岩を見上げる


 剣山荘附近からの剱岳  
日 時 2007年8月25日(土)  
天 候 快晴
8:20 自宅 出発 
9:10 立山駅 着
10:20 ケーブル発
11:20 室堂着
12:10 雷鳥沢 テント場着
14:00 室堂乗越経由 剣御前小舎 着
15:10 剣山荘 着
 
 猛暑であった今年の夏も勢力の強い高気圧で覆われるのが最後のようで天気の安定した状態を見込み、1泊で岳を目指すこととした。コースは、久しぶりに遥か昭和57年に攻めたことのある長次郎雪渓から。剱岳は、16年9月に日帰りで早月尾根から登った以来となる。立山駅に着くとお盆を過ぎたにもかかわらず混雑している。天候のせいだろうか。
 初日は、剣山荘までで、余裕の行程である。  

室堂乗越より剣御前小舎を目指して 剱岳と

 
天 候 晴れ
4:40 剣山荘 出発
5:10 沢小屋
6:35 長次郎谷出合い(約2,000m)
8:55 右俣から熊ノ岩上部へ
10:10 長次郎のコル
10:50 剱岳(2,999m)
13:10 剣山荘 着
14:50 剣御前小舎
15:55 雷鳥沢 テント場
16:55 室堂
  
 早朝のせいもあり、の雪渓は固くアイゼンを装着して、雪渓をかなり下って、標高約2,000mの長次郎谷出合に到着。ここから高度差約1,000mの雪渓を登ることとなる。ほどなく熊ノ岩が眼前に姿を現し、やがて右俣を進む。このように広大な長次郎雪渓であるが、他に1パーティの2人がいるのみであった。熊ノ岩上部で追い着き言葉を交わした。今日の行程は、剱岳に登頂後、沢で宿泊とのこと。 熊ノ岩上部でアイゼンを外し、左俣雪渓上部の取り付きまで回り込む。
                   
 
         剱沢の雪渓

 再度アイゼンを装着し、左俣上部の雪渓を登る。
 ここから長次郎のコルまでは傾斜がきつい。コルから頂上までは北方稜線ルートで約20分。雪渓の状態はよかったが、前回と比較すると雪渓は少ない。  

 この時期、長次郎谷は、雪渓が何か所かで途切れておりルートの見極めやアイゼンの脱着等頂上までかなりの時間を要してしまった。
頂上は360度の展望で申し分ないが、かなり疲労感が残る。軽いものを口に入れ、早々に室堂目指して下山することとした。
  室堂に着くと午後5時であった。

剱沢から平蔵谷の出 沢から長次郎谷の出合い

長次郎雪渓を登る 長次郎雪渓右俣

長次郎雪渓左俣から長次郎コル附近を見上げる 長次郎コルから左俣雪渓を振り返る

剱岳頂上(2,999m)から沢、別山、立山を望む 剱岳頂上(2,999m)
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