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17:54 雲海に浮かぶ笠ケ岳 奥穂高岳山荘から |
8:09 白出沢コース 9月の5連休は、天気が安定しそうなため、前から一度は登ってみたいと考えていた奥穂高岳の直登コースである白出沢をつめることとした。新穂高から奥穂高岳まで9時間、白出小屋からは7時間のコースタイムでどんなコースなのか興味があった。 連休の初日であれば奥穂高岳山荘も混まないと考えた。この小屋に来るには普通、上高地からだと途中に涸沢小屋があり、そこに泊まる。白出沢、岳沢コースは、中途に小屋も無くきつい。予想どおり小屋は混まなかった。 3:15 自宅を出発し、新穂高に向かう。5:00に到着するも無料の駐車場は3:00には既に満車となり、戻ってかけ離れた所に止めるか有料駐車場かということであった。 5:45 有料駐車場に行ってみると、幸いなことに空きがあったので駐車することができ、車中で朝食を摂り出発した。 7:20 工事車輌などが通過する道路を進み、槍ヶ岳と奥穂高岳方面との分岐点である白出沢に着いた。毎度ながら、登山道に取り付くまでの道路はあまり変化もなく辛い。 |
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8:40 白出沢右岸から白出沢を渡り左岸に取り付く。これまでは比較的安定した整備された道であるが、ここからルートは一変し、沢の上を沿うようにクサリなどに導かれながら崖の道を進む。約1時間で岩がゴロゴロの涸れた沢にでる。ここで登山者と言葉を交わすが、山荘の従業員ということが分った。今日は混まないとのことで、明日以降忙しくなるので登ってきたとのこと。 12:20 涸れた沢を黙々と進むこと約3時間で奥穂高山荘に到着した。山荘が見え出してからが長かった。山荘前のテラスに腰をかけ周囲の景色を肴にビールを飲みながら昼食とした。こんな贅沢な気分を感じる時間はない。 13:00 山荘で宿泊の手続きをして、早く到着して時間もあるため奥穂高岳に向かった。 13:40 奥穂高岳に到着すると360度の展望が広がっていた。 結果としてもう1時間早く出発すれば奥穂高岳の日帰りは可能であるが、日が落ちる時には幻想的に夕日を浴びて雲海に浮かぶ笠ケ岳を見ることができるなど宿泊しないとなかなかこの絶景は見ることができない。 |
9:54 白出沢の登り | 白出沢を振り返る |
奥穂高岳山荘とテラス | 13:15 奥穂高岳への登りから見た山荘、涸沢岳、槍ケ岳 |
13:48 奥穂高岳山頂にて | (奥穂高岳山頂)笠ケ岳 |
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奥穂高岳山頂からの展望 |
5:50 (奥穂高岳山頂) 朝焼けのジャンダルム 本来、今日の予定は、ジャンダルム、西穂高岳を通って新穂高に降りるコースを考えていた。しかしながら夜明け前から周期的に凄い風が吹き荒れており、出発時にも止まない。 5:10とりあえず奥穂高岳まで行ってみることとした。山の稜線上も風が強く時々の突風が怖い。西穂ルートから変更するパーティが多い。吊尾根コースへもどうするか迷った。せっかく小屋泊まりで視界が良いのに昨日来た道を帰るのは気がすすまない。 6:10前穂高岳を目差すが突風を気にかけながら吊尾根を進む。私の前に尾根を歩く者はいない。 7:20 前穂高岳と岳沢との分岐点 紀美子平に着き、前穂高への岩場に取り付く。ちよっとした岩登りの雰囲気が楽しめる。 7:50 登り始めて30分で前穂高岳に着くが今日の一番乗りらしく誰もいない。広い頂上は、貸切状態で、暫し快晴の360度の景色を堪能する。 |
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8:30 再び紀美子平に到着し、上高地を目差す。 10:20 約2時間で、旧 岳沢ヒュッテ跡地に到着。標高差にして約800mを下ったのだろうか。傾斜が凄い。以前、岳沢ヒュッテに泊まり、前穂高岳〜吊尾根〜奥穂高岳〜涸沢と縦走しているが、ここの急登を登るのは大変である。 岳沢ヒユッテ跡地からは、傾斜が緩くなり、山行の余韻に浸りながら下る。上高地散策路に合流するともうそこは観光地で晴天の連休ということもあり人が多い。河童橋から振り返ると縦走してきた奥穂高岳〜吊尾根〜前穂高岳がくっきり見えている。 12:20バスターミナルに着くと同時に平湯までの切符を買い、12:30即バスに乗った。車は、新穂高にあるため、平湯で昼食とし、13:50新穂高へ向かった。 下山後、「ひがくの湯」で汗を流し、帰路についた。この日帰り温泉は、道路沿いにあって施設も新しく食事もできる。新穂高では、日帰り入浴できる施設を開拓したい。 * 新穂高 有料駐車場 2日間 3,000円 |
5:53 (奥穂高岳山頂)右から ジャンダルム、西穂高岳、焼岳、乗鞍岳、御嶽山 |
5:56 (奥穂高岳山頂) 槍ヶ岳 | 6:52 右から天狗の頭、間ノ岳、西穂高岳 |
7:53 (前穂高岳頂上) 槍ケ岳 |
7:54 (前穂高岳頂上)奥穂高岳 | 8:02 上高地、焼岳、乗鞍岳、御嶽山 |
8:50 重太郎新道から振り返る前穂高岳 | 10:30 旧岳沢ヒユッテ前からの乗鞍岳 |
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11:57 岳沢登山道入口 | 12:14 上高地 河童橋から奥穂高岳〜吊尾根を振り返る |
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13:48 標高約2,180m付近よりの涸沢岳 |
![]() 15:45 涸沢テント場 紅葉が最盛期の涸沢を以前より考えていたが、なかなか実現できなかった。紅葉の時期、天候、日程の要件が上手くかみあわなければ難しい。 今回の3連休も期待していなかったが、2日目から天気が回復してくる予報がでており、直前になって涸沢を目指すこととし、その際、小屋泊まりは、凄い混雑が予想されるため、テントでの山行を計画。 |
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紅葉は、標高が1,800mを過ぎる辺りから色づきが綺麗となり、標高2,300mの涸沢付近が見頃で、正に錦秋の涸沢であった。 テント場も多くのテントが張られ、好位置の比較的岩場が均されていると思われる場所は、既に見当たらない。それでもようやく場所を確保し、一息ついた。 夕食は、豚肉の塩焼き、ポテトサラダ、カレーリゾットを準備していた。 *テント場 1人1,000円 |
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涸沢 軌跡 |
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7:56 標高約1,500m上高地を出発 | 8:48 標高約1,530m 明神池 |
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11:07 標高約1,610m 横尾 | 12:28 標高約1,800m付近 |
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13:13 標高約2,000m | 13:21 標高約2,000m |
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13:43 標高約2,150m付近より 奥穂高岳が見えてきた |
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14:05 標高約2,250mより |
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15:45 涸沢テント場 | 16:25 夕食の準備 |
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涸沢 テント場 |
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7:40 紅葉 標高約2,200m |
![]() 5:40 涸沢テント場の夜明け 朝、4時30分過ぎに起きると外はまだ暗いが、星と月が出ている。モルゲンロートの絶景も期待できそうだ。 テントを出て食事をしていると、穂高の尾根筋が朝焼けで薄らと染まり出してきた。ドイツ語で朝焼けを意味するモルゲンロートの始まりだ。特に涸沢の秋は、朝の光が山の紅葉に反射してより赤く染まるが、より赤くなるには、まだ先のようだ。ともかく晴れていないと見れないので、貴重な光景に出会うことができた。 |
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7:25 食事の後、テントを撤収し、明るくなった涸沢を出発。 行く先の紅葉に朝の光が当たり、素晴らしい景観の中を下っていく。 程なく下って、返り見すれば遠ざかる奥穂岳と紅葉が名残惜しい。が、紅葉のトンネルは、横尾まで続く。 10:20 横尾に。ここから道幅は広くなり、散策道となる。 12:55 明神池に。 14:00 上高地、河童橋に。あいにく前穂岳〜吊尾根〜奥穂岳に至る稜線は雲がかかり望めなかった。 |
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5:50 涸沢 朝の光で輝きだしたモルゲンロート |
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5:53 涸沢 モルゲンロート | 5:54 涸沢テント場 |
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7:18 涸沢 (左)前穂から(奥穂)に至る吊尾根 |
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7:28 涸沢を出発 |
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7:32 標高約2,250m |
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7:42 紅葉 |
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8:06 標高約2,070m 返り見すれば遠ざかる奥穂岳 |
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9:35 標高約1,790m | 10:40 標高約1,420m 横尾 |
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11:52 徳沢 |
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11:40 徳沢 | 13:40 上高地付近 |
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12:51 浄土山からの槍・穂高〜薬師岳 |
![]() 11:05 奥大日岳 標高約2,640m付近 11月中旬から下旬にかけての立山は、晴れあがると空気が澄み渡って山々がくっきりと見渡せ、雪はさらさらの積もりたてでスキーには最適の条件が整う。 しかし、なかなか晴天に恵まれない。11月に入ってからは、下界では、鉛色の空で雨の日が続き、晴れても土日に当たるとは限らない。実はこの日をじっと待っていた。冬型から高気圧が張り出してきつつあり、少なくとも昼頃からは晴れあがると思われた。幸い今日は、休暇が取れるため出かけることに。 7:00頃に自宅を出発し立山駅に向かう。さすがに平日は駐車場もすいている。駅で今日の始発である8:20の切符を買って出発。乗客はスキー客がそこそこいる。美女平からバスで標高が上がるにつれ雪の量が多くなってくるのがわかる。 |
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10:05 準備をして室堂を出発。快晴で、空は青く今日は当りの日であった。シールを付けて歩くと久しぶりの雪の感触であった。周りの景色を見ながら歩いているだけで気持ちがいい。 10:50 祓堂付近を通過し、一ノ越に向かわず谷を詰める。谷から浄土山への稜線に向かうと斜面がクラストしておりアイゼンを付けて頂上に向かう。稜線に出ると針ノ木がガスの晴間から姿を現す。 12:20 浄土山に着くと筆舌に尽くし難い景色が広がっている。槍・穂高から薬師岳に至る峰々が雲海に浮かんでいる。針ノ木岳、剱岳、奥大日岳も素晴らしい。関西方面から来た5人のグループに写真を撮ってもらい、シールをはずして滑降の準備。 13:00 頂上から、祓堂へと続く谷の入口に向かう。まだ誰も滑っていないようだ。関西からのグループと順に滑っていく。振り返るとシュプールの跡がくっきりわかる。このパウダーの感触は最高の1本であった。 |
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11:05 標高約2,640m付近 | 12:02 針ノ木岳がガスの晴れ間に |
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浄土山の軌跡図 |
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12:02 剱岳が | 12:34 浄土山にて |
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12:51 槍・穂高が見えている |
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13:21 (左から)黒部五郎岳、薬師岳、(手前)五色ヶ原 |
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13:10 本日の滑降斜面と立山 |
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13:14 パウダースノーの滑降シュプール:真ん中のシュプール |
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13:23 気持ちのいいこと | 13:34 あっという間に |
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13:55 室堂に帰ってきた | 14:33 室堂より |
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