2006年(平成18年) 秋
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2006.09.23 唐松岳(2,696.4m) |
八方池からの展望 左から丸山、不帰の嶮三峰、二峰、一峰、不帰キレット、天狗尾根 |
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丸山ケルンから眺める唐松岳の登り |
唐松岳は、9月30日を予定していたが、昨年(平成17年)の10月1日の計画を天候不順で中止した経緯から、登るタイミングを計っていたところ、明日は上々の天気が期待できそうで予定を急遽変更することとした。 期待したとおり、黒菱平からのリフトを降りた時には山の上は快晴で、八方池に着く頃から、下は雲海となってきた。八方池に写し出される不帰の嶮、キレット、天狗尾根、白馬三山はさすがに筆舌に尽くしがたく、全国から大勢の観光客が来る訳である。軽装の観光客は、ここまでのようで、朝一番に登ったこともあり、八方池から上は、さほどの混雑にはならなかった。 唐松岳には、白馬岳方面から後立山縦走の際に登ったきりで、八方尾根のコースは初めてであった。一度は登ってみたいと思いつつ、いつでも登れるということや観光客で混雑しているという意識があったため、登らなかったのは、近くの好位置に住んでいながらもったいないことをしていたものだ。 リフトを降りて2時間半で唐松岳頂上、そこは、360度の大展望。鹿島槍、五竜岳、槍・穂高、薬師岳、立山、剱、毛勝三山、不帰の嶮、天狗尾根、白馬岳、そして雲海。とりわけ、いつも見慣れている剱等の立山連峰を裏から見ていることが新鮮であった。なお、この八方尾根コースの魅力は、頂上まで登らなくとも、迫力ある眺望を随所で堪能できることではないだろうか。 頂上で十分満足した後は、早々に下山し、八方池で昼食とした。朝とは異なりガスの中で四方の景色は見えないが、結構な人出で、皆思い思いに山を満喫している。 黒菱平駐車場には、午後1時40分に到着し、ホテル白馬 しろうまの湯で汗を流し家路についた。 贅沢な一日だった。 (参考) 黒菱平駐車場からリフト2本乗り継いで八方池山荘 リフト往復料金1,000円 通年運転 営業時間7時45分〜16時30分 ホテル白馬 日帰り入浴 500円 露天風呂あり |
左から 鹿島槍ヶ岳、五竜岳 |
唐松岳からの展望 左端 唐松岳頂上山荘、右端 五竜岳 |
2006.10.14 戸隠山(1,911m) |
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鏡池から仰ぐ西岳(戸隠) 戸隠山往復 とやま山歩倶楽部の山行に参加 |
2006.10.22 大猫山(2.070m) ワンダーフォーゲル部秋山 |
大猫山からの展望 左から毛勝山(釜谷山・猫又山)、東芦見尾根(2135m)のこぶ |
大猫平の紅葉 |
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大猫山の登山道は、最近になって地元の有志によってつけられたとのこと。頂上に向かってただひたすら直登の道であることから遠慮もなく最初から最後までかなりの急登である。 もし、登山道が無ければ、この山域は残雪期に、 @阿部木谷から毛勝三山を縦走して A猫又谷から猫又山を経由して Bブナクラ谷より猫又山を経由して C下部の東芦見尾根に取り付いて 等の方法が考えられ、いづれもそれなりの日数や覚悟がいるコースである。 このようなことから、この山域は簡単には行けないことを念頭に置きつつ考えると、日帰りで、しかも秋の紅葉の時期にこのような景観を堪能できるのは、大変有難いことで、この登山道に感謝しなければならない。とりわけ、大猫平は、まさしく雲上の別天地で、歩いていると心が癒され、今までの疲れが一度に吹き飛ぶ感じである。また、途中や、頂上等剱岳仰ぐ特等席がたくさんあり、逆光でうまく撮れないだろうと思いつつ、シャッターを切ってしまうのは私だけではないはずである。 大猫平までは、天候のせいもあり次々に現れる山々の景色に話題が弾み快調な足取りで登っていたが、M氏は今シーズン初めてということもあり、辛そうな様子で、頂上では、昼食もそこそこに、睡眠時間となった。30分後、都合で別行動となっていたN氏が到着して合流。3時間のハイペースで登ってきたとのこと。 帰路は、同じコースを引き返し登山口へは16時に全員無事到着し、上市町アルプスの湯で汗を流し家路についた。 錦秋の一日、とにかく素晴らしかった。 |
大猫平から東芦見尾根稜線への登り | 大猫平から剱岳を仰ぐ |
大猫山からの展望 左から鹿島槍ヶ岳、赤谷山、大窓、池の平山、小窓、三ノ窓、剱本峰、立山、浄土山 |
2006.11.3 負釣山(959.3m) ワンダーフォーゲル部秋山 |
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負釣山からの展望 |
出発が富山駅北口8時となっていたが、前日、宇奈月温泉に宿泊していた関係もあり、登山口で落ち合うこととした。ゆっくり朝風呂を楽しみ余裕をもって出発。過去の記憶によると登山口までのオコ谷の道は、舗装のない道であったが、道幅こそ狭いものの舗装されており、難なく9時過ぎに着いてしまった。準備を整え車の中で仮眠。9時30分過ぎに富山からのメンバーが到着して合流、9時40分に計4人で出発。 登山道は、程よく整備され、さわやかな紅葉の中快適に登ることができた。 2時間弱で頂上。そこは、360度の展望が広がっていた。あまり見慣れない角度からの展望のため山の特定に議論が伯仲。山の特定はともかく素晴らしいの一言である。大地山から初雪山の稜線。雪で白くなった清水・旭・白馬、遠望には、五竜・鹿島槍・剱・毛勝、比較的近くに駒・僧ヶ岳。向きを変えれば、平野の展望もなかなか良い。 宴会明けのけだるい日、晴天の中多少の汗をかいたことで元気になってきた頃、もうそこは、登山口であった。 |
2006.12.31 雷鳥バレースキー |
ゴンドラ駅山頂付近から | ゴンドラ駅山頂付近から |
毛勝三山 ゴンドラ駅山頂付近から | 大日岳 ゴンドラ駅山頂付近から |
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